・パット
最もポピュラーな主食の一つ。基本の白いパットはマイス(白トウモロコシの粉)を水と混ぜ、鍋で練ってつくります。味はないので、ご飯のような存在。
信じられないくらい激しく混ぜる。パット作りはすごい重労働だと思う。
お店で出てくるのは練った後にこのようなカップに入れるのでみんな同じ形。
白の他に赤・黒の三種類があり、それぞれ原料が違います。
これは赤いパット。
練る段階でトマトソースやら香辛料を入れます。 味がついていて、このまま食べてもおいしい!
こちらが黒いパット。テリボという名前で、イニャム(ヤム芋)からつくられています。ちょっと苦みを感じるけど、栄養的にはこれが一番良いらしい。
こちらもマイスから作られています。作る過程で発酵させるので少し酸味がある。
白いのがアカサ。
こんな風に葉っぱに包まれていることが多いです。
水に浸けて数日置き
こうやって濾した後の液体を使って作られます。
・コム
これもマイスでできている。丸くてコロコロした形。ビニールに包まれていたり、葉っぱに包まれていたりする。塩で味付けがしてあるんだとか。
・アタシ
おかずに隠れちゃってるけど、下にある赤いお米がアタシ。
赤い豆と一緒に炊いて赤く色がついているので赤飯と同じような感じ。
・リオグラ
お米を油を入れて炊いたか炒めたもの。使っているパーム油が赤いので、リオグラも赤く、チキンライスみたいな色になります。
・イニャムピレ
でました!私の愛してやまないイニャムピレ!!
北の方にしかないと聞いていたけど、先日クルエカメでも発見!
イニャム(ヤム芋)からできています。一言で言うと芋のおもちみたいなもの!!
作り方も餅つきみたい。
右のアラシッド(ピーナッツ)のソースと一緒に食べられることが多いです。
このソースがまたおいしい!大好き!!
北の任地の人はイニャムピレが原因で太っちゃったりするのだとか。
そう考えると南の任地でよかったのかな…
・ピーロン
マニョック(キャッサバ)の粉であるガリというものから作られています。
ガリを水と混ぜてまた練るのですが、ただの水ではなく、出汁が入っていて味がついています。このままでもおいしい!
よく肉と一緒に食べられます。
・スパゲッティ/マカロニ
道端のブティック(小さなお店)ならどこにでもおいてるパスタ。しかし非常に細い(ゆで時間の表記も3分)。具と混ぜるとぶちぶちに切れる。かつ、なぜかマカロニと混ざっていることが多い。
・パン
これも町にたくさん売ってる!幹線道路沿いにも鬼のように山積みされたパンが売られています。
基本はフランスパンで、たまにフランスパンよりフカフカして中身の詰まったタイプのものが売られています。
写真はフカフカパンver. 違いが分かるかな?
アボカドと玉ねぎ、トマトを和えたものを挟んで食べることも多いです。
・揚げサツマイモ
揚げたて最高!ホクホクでほんのり甘いのですが、唐辛子のソースをつけて食べます(写真の左にある緑のやつ)。辛い。
道端ではこんな感じで売ってます。冷めちゃうとおいしくないのよね。
・揚げバナナ(アロコ)
下半分に写ってるもの。甘酸っぱくておいしい!
これもやっぱり唐辛子をつけて食べる。冷めると残念。
一言でいうとおかゆ。乳幼児の離乳食にもなります。マイス・キャッサバ・大豆・粟…など様々な穀物の粉から作ることができるのでブイーはいろいろな種類があります。
基本的にはほんのり甘い。練乳を入れたものもあります。