2017-11-12

お医者さんのストライキ


月曜の午後に大統領が折衝案にサインし、二カ月間にわたって行われた保健センターのストライキがおわるそうです。


お医者さんがストライキだなんて日本ではありえないことですよね。
ケニアでも教員のストライキによって学校が開かなかったり、お医者さんのストライキによって保健所が何か月も機能しないままだったり。


政府に対しても思うことはありますが、教員や医師といった、多くの人の人生や、命に深く関わる職業になった人が長期間ストライキを続ける…ということ自体にも思うことはある。

私の配属先である保健局の敷地内にある地域病院でも、お医者さんが週に2日出勤、あとはお休み。というような形でストライキを行っていました。
病院がいつもこんなことになってたら、ますます病院の信用も下がって医療機関の利用も減る一方な気がする…。


ニュース記事によると、ベナンには人口1万人あたり8人の資格のあるスタッフしかいない国(WHOは25人を推奨している)であり、ストライキの影響はかなり大きかったよう。
中には出産のため保健センターへ行ったけれど受け入れを拒否されたというケースもあるそうです。


でもようやくストライキが終わるということで。ちょっとは病院に来る村人も増えるかな…?


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最後に最近の私のお気に入り道端スイーツ2選。

①ベンクヮ
ピーナッツとマイスの粉を丸めたもの。香辛料が入っているので、甘くてピリッとして香ばしくて大好き!一日一個は絶対食べます。一個25fcfaです。



②パンボーロ


正式な名前はわかりませんがパンを売っている隣に必ず売っていて、パンの形をしているので勝手にパンボーロと呼んでいます。

食べるとホロホロシュワ~っと口の中で溶けてまさにあのボーロの様です。
小麦粉でできてるみたいですがイーストの匂いがする。乾燥焼きしてるのかな?
袋の大きさによって25/50/100fcfaから買えます。


他の任地にはあるのかな?みんなのおすすめ道端スイーツ情報待ってます。

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2017-11-10

クルエカメのおばちゃんになる

以前書いたように、地域で活動する保健ワーカーなど、地域住民を巻き込んだ活動がしたい!と思い、いろんな人に働きかけてみたものの、なかなか難しそう…。
難しい原因を自分なりに考えてみた。


1、一緒にやる人を見つけられていない
私が提案したことをやろうとすると、配属先にとっては今までの仕事に+αでやらなきゃいけない。カウンターパートをはじめ、皆ただでさえ日常業務に追われているところへ、私が更に新しいことをやろうとしても、一緒にやってくれる手の空いた人がいない。
手が空いてそうな人がいても、その人にとっては、私と一緒に協働することで仕事量や勤務時間が増える一方、給料は変わらないのでやろうと思わない。「なんで私がやらなきゃいけないの?」って反応が多い。



2、住民参加自体が難しい
保健ワーカーは、今まで手当をもらって活動していた分、突然無償で協働してもらうことは難しい。活動に使う手当を保健局の予算からとることも難しい。
また、何人かに聞き取りをしたところ、今はクルエカメにいるが、コトヌーやボイコンなど、ほかの都市とクルエカメを行ったり来たりしているとのこと。

蚊帳配布をしている保健ワーカー

保健ワーカーは村の中でフランス語の読み書きができる人から選ばれているので、クルエカメにずっと住んで農業をしている人、というよりも、クルエカメで育ったけど村を出て他の都市の大学に通っている学生だったり、定期的に他のところでフランス語での仕事がある人だったり。そういうフランス語の読み書きできる人が一時的に自分の村に帰ってきて保健ワーカーとして活動していることが多いそう。



う~ん。とにかく、一緒にやってくれる人がいない、というのはなかなか問題。
前に協力隊経験者の方が「一緒に働いてくれる人を見つけられるかが鍵。自分は2年間かけてその人を見つけ、その人と関係を作ることに費やした」と言っていた。
それくらい大事なんだろうなぁ。


相手に当事者意識やモチベーションを持ってもらったり、やる気にさせたり、っていうのはすごく根気のいる作業だと思う。
特に私の身分は企業の職員でも、NGOのスタッフでもなく、ただの一人のボランティアに過ぎず、私の提案はやってもやらなくても配属先にも私にも害はない。


今のように一人のボランティアとしてその組織の中入り、一人で活動するままでは、配属先からすれば別の事する人員が一人増えただけ。JICAにいろんな研修を受けさせてもらって色んな事学んで日本から来ていて、それでいいのかな、と思ってしまう。
でも日ごろ彼らが忙しそうに働いているのも見てるしなんだか強く出れないでいるのも自分の悪いところ。


「どんな活動をしてどんな目的を達成し、どんな成果や影響が期待できるか、この地域の人へのどんな利益が見込めるか」
というのをここでいかに説明・説得、相手を動かすところまでやれるかというのが課題だなぁ…とてつもなく大きな壁に思えてしまう…


でも一人のボランティアとして配属されているのは全世界にいる協力隊皆同じ。それでもちゃんと人を動かして、人と協力して活動している人はたくさんいる。
そう思うと、成果を残している人は本当にすごいなぁ。


文化も言葉も違う国の人を、短期的なメリットや目に見える利益無しに動かす、というのは想像していた以上に難しい。メンタル!!!
もうここはあれか、大阪のおばちゃんになったつもりでグイグイ行くしかないのか。

クルエカメのおばちゃんになってみるよ。


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2017-11-07

早朝から誕生日会&乳製品事情

よく遊びに行っている家の双子の赤ちゃんが一歳の誕生日を迎えるということで、お誕生日会に招待してもらいました。
何時に行ったらいいか聞くと、「朝の6:30」とのこと。
いやいや早くない?!と思いつつも土曜ながら早起きして向かう




到着したら準備の真っ最中。どうやら夜通し準備に追われてお母さんはほとんど寝てないとか。
準備とは、主に料理の準備。食材買って切ったり、食器を調達したり炭や木を集めたり…


この日も朝からひたすら調理。大人20人とその子供たちが来るそうで、その人数分の食事を準備するとなると大変だ!!


大量に炊かれるリオグラ(パーム油で炊いたお米)。油と香辛料を煮詰めてそこに水と米を入れて炊きます。
よく、日本人は米どうやって炊くのか聞かれて答えても、
「水だけ?!油入れないの?!そんなはずない!!」
という反応をされる。
なので以前混ぜご飯作って食べてもらい、油使ってないことを信じてもらいました。


お祝いなので普段ならぜいたく品のヤギのお肉が出ます。
昨日お父さんの手によって2頭がさばかれたとか。足や手、頭もじっくり炭火で焼いてから、料理のだしに使います。

こちらはさばいたときの血にマイスの粉を入れてこねているところ。これは後々ソースに投入。
ソースに血を入れるとはなかなか衝撃的な…と思ったが割とよく入ってるそうで。知らずに結構食べてたかも。


本日の主役、双子の赤ちゃん!一歳おめでとう!
男の子と女の子の双子です。ベナンは双子がとにかく多いです。
1000回の自然妊娠で双子が生まれる回数がベナンは世界1位で27.9回だとか。対して日本は43位で10.7回です。

誕生日会に来ていたこの二人も双子。お揃いの布で作ったベナン服がいいね!

大体の準備が出来たら皆水浴びしてお着換え。皆綺麗におしゃれしちゃってまぁかわいいこと~!


ちなみに開催場所は家。家と言っても長屋で、ここに住んでいる全家庭の女性が協力して準備・もてなしまで一緒にやっていました。

普段から同じ長屋の子供たちは各家庭を自由に行ったり来たりして遊んでいるし、大人たちも自分の子よその子関係無く叱るし、近くに住んでいるただのお隣さん、じゃなくてもはや長屋に住んでいる全員が一つの家族の様。

前任者が、ベナンの人々が共同生活空間の中でこうして多くの子供の面倒を見ている様子を「まるで天然の保育園だ」と書かれていたのにも納得。


お昼ごろになって大人たちもぞろぞろ集まり、集まった順に食べたり飲んだり。
朝6:30にきて、と言われたのは、準備が始まるのが大体そのくらいよ、ということだったらしく、本格的に食事が始まるまで約6時間子供たちと闘いながら調理のお手伝いをしたため、この時点ですでに疲弊。

食事も信じられないほど盛られ、食べれないといってもまだ食べなさいと言われ…
「本当にもう無理」と閉まらなくなったボタンを見せて訴えても「ちょっと休んでからまた食べなさい」と言われる。
ベナンの田舎でフードファイターな気分。



子供たちも専用スペースでお食事。Bon appetit!!


さて誕生日会と言えばケーキ!!しかしここクルエカメにはそんなハイカラなもの売ってるわけもなく…生クリームもないし…イチゴもないし…



しかし無いなりになんとか作りたい!ということで前日の夜に取り掛かる。強力粉はスポンジケーキに向いてないけどしょうがない

 唯一売ってる乳製品・ヨーグルトを水切りしてクリームに。ミロと混ぜてチョコクリーム風にしようとしたら微妙な色に…。果物もバナナだけでデコレーションもお粗末ですがなんとか形には…なっ…たかな…

しかしみんな優しい!大人も子供も喜んでくれました。



主役自らケーキ入刀!
自分が作ったもので皆に盛り上がってもらえるなんて嬉しいですね~!

お母さんからは「ケーキの作り方教えて!来週うちでつくるわよ!」とも言ってもらった。
しかしヨーグルトの水切りに一晩かかるんだけどどうしよう。

帰ってからも双子のお父さんから何度もお礼のメッセージや電話がかかってきてベナン人義理堅いですね!こちらこそ招待してもらってありがとうございました。



8/16に任地配属だった私達2017-1次隊は、いよいよ11/16に移動禁が明けます。来週の土日には同期のうち半分がコトヌーへ行くそう。

一方私は結婚式にお呼ばれしているので皆と会えるのはもうちょっと先かな?
とはいえ、「土曜朝から遊びに来て!」「日曜午後来て!!」「土日もう約束あるの?じゃあ来週の土日!」とクルエカメ住民からお誘いが絶えず、嬉しい悲鳴です。
移動禁開けてもしばらくクルエカメから出れそうにありません。



しかし大丈夫!
なぜならこれから二年間お隣で住む、なおさんの後任の方が明日ついに!クルエカメに配属です!待ってました~!
寂しすぎて危うくマルシェで食用に売ってる子猫飼うところでした。猫アレルギーなのに。
一度任地訪問でクルエカメにいらしたときにお会いしたのですが明るい大阪の気さくなお姉さんです。これでもう私が子猫を見にマルシェへ通うこともなくなるでしょう!

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さっきヨーグルトを「唯一売ってる乳製品」と書きましたが、近年舗装道路が開通して物流が良くなりつつあるクルエカメになんと



チーズが!!クリームチーズが!!!!唯一あるスーパーマルシェ(といっても小さい雑貨屋さん)に売ってました!!衝撃が大きすぎて見たときはその場で固まった…
チーズ好きとしてはもう泣くほどうれしいです。本当に舗装道路さまさまです。


11月11日は ポッキーの日 チーズの日。チーズ大好きな私が毎年必ず行ってたチーズフェスタが今年も恵比寿でやるみたいなので日本にいる皆さんは行ってはいかがでしょう。世界各国の色んなチーズが売っていて、試食もあり、チーズが好きな人にはたまらないですよ!!毎年私は万単位で散財します。



乳製品と言えばやはり牛乳。なおさんが前にナチチングーで買ってきてくれた長期保存できる牛乳。フランスから輸入しているもののようです。
大事にとっておいたのですが、さすがに賞味期限近くなってきたので思い切って開けました。
泣くほどおいしかったです…罰が当たりそうなほどおいしかったです…


食って大切…。


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