皆さんご存知私の任地クルエカメ、最近舗装道路が開通して物流もよくなり、発展途上にあるイケてる街…!!
…しかしやはり日本の「イケてる街」とは違うわけです。
サッカー観戦場 |
人々はサッカー観戦だったり、教会で歌って踊ったり、テレビが置いてある電化製品屋さんの前に集まってDVDを見たり、道端でトランプをしたりと各々楽しみを見つけていますが、それでもやはり娯楽と言えるものは日本と比べると数が少ない。
そんな中、やぎちゃんの双子・ビビアンヌがなんと
「クルエカメにナイトクラブがあるから土曜日一緒に行こう!」
と誘ってくれました。
ここクルエカメにナイトクラブなんてあるの…?そもそもどういうもののことをナイトクラブと言っているの…??
と湧き上がる疑問と不安感。
日没後の外出は安全上よろしくない上に、「ナイトクラブ」なんてただでさえ危ない響き。
でも、せっかく連れて行ってくれる人がいるならどんなもんか見てみたい!という興味もあり、遅くない時間にちょろっと顔を出すだけ、長居はしない!という条件で連れて行ってもらうことに。
じゃん。せっかくなのでおそろいで作った服を着ていきました。
ビビアンヌの家で待ち合わせ。彼女もおしゃれしてる!!
私の携帯で自撮り。決まってますよ姉さん。
一緒に行くのはビビアンヌと彼女の妹二人。皆いつもよりオシャレして、どことなくそわそわしている。やっぱりあんまり行かないところなのかな。
そして向かった先はクルエカメ唯一のホテル。以前配属先のレセプションで使ったり、
なおさんとご飯を食べに来たりしたことがあったのですが、ナイトクラブなんてあったかな…?
と思っていたら、ホテルの酒場の横に今まで気づかなかった分厚い防音扉が。
そこを開けると…
うゎ~!ほんとにあった~!!!
すごい爆音。若者からおじさん世代まで皆踊っている。
フラッシュをたいて撮ったので明るいですが実際はとても暗くてミラーボール?とかいろんな色の光が交差しまくっていました。内装も本格的。クルエカメにこんなところがあるなんて…
流れているのはよく聞くベナンで流行りの音楽。
DJが気を利かせて私達でも知っているような洋楽を流してくれましたが、それが流れている間は皆席についてしまい、またベナンで流行りの曲になると皆総立ちでダンス再開。
知らない曲では踊らないのかい!
因みに流行りの曲はこんな感じ
本当にすごい爆音で流れていました。会話なんてできない。
様子見てすぐ帰ってきただけなのに耳が「ボワーン」となったままなかなか治らず…翌日になってもまだ若干耳に違和感が残っていました。
にしてもこんな周りが農家だらけのところにナイトクラブあるんだ…衝撃だけど、やはり娯楽はどこにでも必要なのね。ベナン人踊るの好きだし!
耳を犠牲に任地の知らない一面を発見できた夜でした。