2017-09-06

ココナッツを開けよう!

クルエカメではココナッツが1つ100Fcfa(約20円)で買えます。

好きでよく買うんですが開け方がよく分からず、いつも包丁の刃を犠牲にしてキッチンの床でたたき割っていたのですが、いくら力ずくで包丁を振り下ろしてもなかなか割れず。やっと割れてもキッチンの土間が飛び散った破片で殺人現場のようになってしまい、掃除も大変…。

ということでグーグル先生に一番良いココナッツの開け方を聞いてみた。


まずココナッツの中のココナッツウォーターを出す作業。


ココナッツと、エレバンで高いお金を出して買ったけど入居時のカギ交換のためにしか使わなかったドライバーを用意します。
そして、ココナッツのおしりのどっちかに、写真のように黒い点が三つあるので、


いずれかにドライバーをぐっと刺します。ココナッツの殻は固いんですがこの三つの点だけは殻が薄いのか、すっと刺さります。
刺した穴から水を出します。




そしてココナッツの周りを包丁の背で叩いていきます。
そんなに力を入れなくても、しばらくカンカン叩いていくと、鈍い音がするようになり、ひびが入ってパカっと割れます。



あら簡単!いままで痛めつけてた包丁に申し訳ない。
因みにウィダや村で食べたココナッツとは中の白い部分の感じが違うので、別の種類なのかなと思っていたら


どうやらこれは同じココナッツでもまだ若いもので、ヤングココナッツと呼ばれているそう。中身はプルプルのゼリー状で柔らかく、よく「わさび醤油で刺身のようにして食べるとイカみたい」と言われるやつ。

よく私が買っているのは実が熟したもの。中身は固く、食べるとシャキシャキしています。
ヤングココナッツにストローを指してココナッツウォータを飲むことがありますが、熟したココナッツのココナッツウォーターは飲用に適さないとか。



因みにこのココナッツ、私はそのまま食べたり、カレーに入れて食べたりします。
一週間くらい前、豊富に売っている香辛料の研究のためにひたすらインドカレー(カレールーや小麦粉は使わないやつ)をつくっていた時期があり、パイナップルとココナッツを入れたカレーがなんともおいしかった!!ベナンが一気に南国に!!



ココナッツの果肉を細かく粉砕し水に浸して絞ればココナッツミルクもできます。
実際作ってみたんですが、ミキサーのようなものがないのでココナッツの果肉をおろし金ですりおろすところからやらなければならず、労力のわりに少ししかできないので一回でやめた。


あ、ちなみにこれからくる新隊員の皆さん、入居時のカギ交換のためにドライバーが必要と聞くかもしれませんが、任地に先輩隊員がいる場合、先輩がドライバー持ってるし、私の場合は任地にも安く売っていたのでわざわざエレバンで高いお金出して買うことないよ!!なんで買っちゃったんだろう…後悔…。



ということで皆さんも元気にココナッツ割ってみてね!
他にいい方法があったら教えてください。

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KTLの母子保健

今日はいつになく内容が真面目よ!


先日あった保健局の報告会でレポートされたものの一つを読み込みました。
簡単に言うと母子保健改善週間(5日間)の取り組みと成果について書かれています。
この取り組みは毎年行われるんだとか。


<この取り組みが行われた背景>

クルエカメ地域保健局が管轄する3つの地域であるKTLKlouékanmè,Toviklin, Lalo
モノ・クッフォにおける4つの保健ゾーンの中でも最も貧しい地域である。
そしてこの地域は母子保健に関する8つの指標が全国平均を下回っている。




具体的には、2013年のデータより

・妊産婦死7件、50件近くの死産
・出生前診断・相談 半数以下
・病院でなく、自宅での出産
・家族計画に関する啓発不足
・予防接種率の低迷
・安全でない水の利用・劣悪な衛生状態
・クルエカメのLentaにおけるコレラの流行

これらの状態を改善するため、以下のことを目標に5日間の取り組みが行われました。

・子供と母親の健康改善
・予防接種率の向上
・出産前相談の向上
・病院での出産率向上
・避妊法の啓発
・栄養失調児の発見と治療
・HIV患者のARV治療促進

5日間の集中した取り組みと保健センター間の競合によって成果は大きかったようですが、その報告の中でエイズ対策として派遣されている身として気になった点が二つ。

気になった点その①:主な避妊方法
567人の女性に対して行われた避妊方法に関する調査の結果です。

<長期的方法:52%>
・Jadelle 
…埋め込み式カプセル。左上腕にカプセルを埋め込む。5年間有効。
・DIU
…子宮内装着避妊具。10年間有効。1回500Fcfa(約100円)

<短期的方法:48%>
dépôt
 …注射。3か月有効。1回1000Fcfa(約200円)
pilule
 …ピルの内服

長期的・短期的避妊法のいずれにしても、それらによってすでに避妊をしている場合、さらにコンドームを使用しての避妊は行わないことがほとんどです。ということで、以前から保健局や病院の人にも聞いていた通り、コンドームの使用が一般的でない様。性感染症の側面から見ると予防が十分に行えてないのではないかな、とこの結果から思いました。


でも、村の人からすれば、いちいちお店で買わなければならないコンドームを使用して避妊するよりも、一回100円や200円で中・長期間有効な避妊方法の方が現実的ですよね…。
しかも村の小さな雑貨屋さんに必ずしも売ってるとは限らない。それに、売っていたとしてもそんな村密着型の顔なじみのお店で買う気にはなれないとも思います。
まだ聞けていないけど、宗教の影響もあるのかな。
前活動していたケニアでは、カトリック教会が教義上コンドームの使用を禁止していたということもあり、コミュニティにその影響が出ている地域もありました。


気になった点その②:妊産婦ケアの人材不足
報告の中に、「妊産婦ケアの訓練を受けた人材がいないために家族計画の啓発や出産前相談が十分に行えない」とありました。
特に規模の小さい、中心地から離れた場所にある保健センターでは人材不足が深刻で、これらのサービスが十分に行えなかったとの報告でした。

<家族計画>
この地域に限ったことではないと思いますが、一人の女性が産む子供の数が多く、妊娠・出産後も、またすぐに妊娠する女性が非常に多いとのこと。
そのような状況で、適切な避妊方法や、連続して妊娠することの体へのリスク等を女性に説明することはとても重要です。

<出生前相談・検査>
⇒ベナンでは、妊婦へのワクチン接種や蚊帳の配布、HIVの簡易検査などのサービスが行われています。これらのサービスはお母さんのためにも、生まれてくる赤ちゃんのためにもとっても大切。
因みに、HIV検査を受けて陽性と分かった場合、適切な処置を行えば母子感染を防ぐことができます。


これらのサービスが保健センターの人材不足のために十分に行えてない、というのはなかなか深刻な問題。
特に問題とされた中心地から遠くの保健センターでそれらが行われていない場合、わざわざそのサービスを受けるために中心地の保健センターにやってくる村の女性はどれほどいるんだろう。



保健局・病院内で聞いたことや、いくつかの報告書やデータを見たりして、いろんな問題が見えつつある。でも、それらのどこに自分が貢献できるか、どんな問題に取り組めそうか、誰と協働すれば良いかを判断するのに、もう少し時間がかかりそう。



私が協力隊に参加していることを知っている日本の友達からは、
「具体的に何してるの?どんな活動してるの?」とよく聞かれる。
聞かれるたびになんて答えていいか分からないし、思い出したようにもどかしさがまた襲ってくる。


活動に移せるのはまだ先。
今は現状把握で精一杯。
フランス語理解するので精一杯。
思うように聞きたい事聞けない。
思うように行動に移せない。
不安なことだらけ。



「最初は何かしなきゃと焦るもの。でも最初から活動できる人なんていない。」
「協力隊は皆、自分の活動を開始できるのは早くて半年後、大体一年経ってから。帰国間近になる人もいる」
先輩方に言われた言葉も気休めに思い出してはみるけどやっぱりもどかしい。

今日一日これでよかったの?
この一週間で何ができたの?

これが今の正直な気持ち。


これから協力隊として活動する人も見ていると思うので嘘は書きません。
正直に書きます。かっこ悪いけどね。恥ずかしいけどね。
自分にとっても、こうやって書き続けて後から見たときに、自分の気持ちの変化とか、悩んだ記録とかが残っているのもまた財産だと思います。



おっと~ちょっとしんみりしちゃった??
明日は気分転換に活動とは関係ないこと書こうかな。


それにしても、いつも見てくれてる皆さまありがとう!たまにはコメントくれてもいいのよ!!
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じゃあおやすみ!Bonne nuit!

2017-09-03

タバスキ

この記事には動物がさばかれている画像が載っています。
苦手な方はご注意ください。



9月1日はタバスキと言われるお祭りでした。

以下グーグル先生より


”タバスキ(犠牲祭)は「羊祭り」とも呼ばれる。ラマダン(断食月)が明けて一ヶ月と十日後 、イスラム暦の十一月十日に行われる祭りである。”

ということで、イスラム教徒のお祭りの一つです。ベナンは北部の方がイスラム教徒が多いのですが、ここクルエカメにも割と住んでいてます。
この日はモスク周辺のムスリムの方々が多く住む地区で何頭もの羊がさばかれていました。

以下、画像がありますので苦手な方はご注意ください。





お昼休みにモンモンがタバスキで肉をさばいているところを見せてあげる、と連れ出してくれました。メインの道路から少し住宅街の方に入ると、家の庭や道端などいろんなところで羊をさばいていました。

作業をしているのは皆男性。決して切れ味のよくなさそうな刃物を使い、手際よく内臓や皮をきれいにとっていく光景は見入ってしまうほど。

私は命を絶つその瞬間には立ち会わなかったのでただ淡々と見ていられたけれど、きっと最初から見ていたらもっと心持が違ったと思う。見ていられなかったかもしれない。

子供たちも怖がることなくさも当たり前の光景として羊が裁かれているところを見ていました。


…で私のベナンに来てからの疑問の一つ。
ムトンムトンって言ってるけど結局羊なの?ヤギなの??

ムトンは訳すと羊。でも街中を闊歩する彼らはヤギなのでは…??
羊なの…??(いまちょうどいい画像がないので後でのっけます)

何人か先輩隊員に聞いてみたけど
「ベナン人にとっては両方同じ」「耳の角度で見分けられる」「ムトンって言ってるんだから羊なのでは」
など意見はさまざま。食堂でもムトンの肉は出される。ヤギの肉だと言って出されたことは一度もないし「ヤギの肉」という単語も聞かない。

まぁ食べても羊かヤギかよくわからないんですけどね!!要研究。

牛もさばいていました。牛はさすがに大きいので大人数がかり。持ち上げたり引っ張ったり傾けたり。息の合った作業が続きました。

お祭りなので、この後肉を焼いて皆で食べるそう。焼くのはもちろん炭火。おいしいよね。私はこの後普通に保健局にいたので食べるところはご一緒できませんでしたが…。

日本ではなかなか見る機会のない光景。しかしここではタバスキじゃなくてもたまに見られます。最初は衝撃だったけど慣れた。こうやって私たちの食卓に来ているお肉。ありがとう。
そして連れて行ってくれたモンモンもありがとう!

因みにカメルーンも9月1日が、セネガルでは今日と明日(9月2日・3日)がタバスキだとか。


お昼ごはんはモンモンおすすめのお店に連れて行ってくれました


ここの野菜のおかずがおいしいんだとか。
朝と夜は基本自炊ですが、昼はなるべく毎回違う店で、現地食を食べるようにしています。毎回毎回自己紹介。保健局で働いてるよ、日本人だよ。
最近は名前も顔もよく覚えてもらって、街中で名前で呼びかけられることが多くなった(私は呼び止めてくれた相手の名前や顔は覚えていないことが多い)


アジャ語もちゃんと使えるようになって、こういう街中での会話から、いろいろ現地の人が思ってる事聞けたらいいんだけど…


さてこれがその野菜のおかずとパット。味が濃い目で確かにおいしい!!
ペットボトルに入っているのはピサップジュース。
ビサップジュースはハイビスカスジュースのこと。色すごいけど甘くしてあって、辛いベナン食を食べた後に飲むとちょうど良いね。




マルシェでもハイビスカスがこうやって売ってます。



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