2017-07-18

エレバン

「コトヌーではお金を出せば何でも買える」
という言葉を何回か聞くことがありました。

そして今日ついに、何でも手に入る場所「エレバン」へ!!

エレバンはフランス系のスーパーで、コトヌーに三か所あります。



中に入って衝撃を受けた…写真は禁止されていたので撮れなかったけど、そこはまったくの異世界…自分がベナンにいることを忘れてしまう程になんでも売っている。

日用品、洋服、食品、ペット用品、園芸用品、電化製品…ベビーシートもコーヒーメーカーも、アイスでいえばハーゲンダッツや Ben & Jelly's もあった。
ただただびっくり。値段の高さにもびっくり。

結局物の多さと値段の高さに衝撃を受けて私は何も買わなかった。

ノートが欲しかったけれど、エレバンに売ってるロディアじゃなくて、街の小さな雑貨屋さんで埃をかぶってるノートを買った。ここにきてそんな高いもの使わなくったっていいじゃない?皆が学校で使ってるやつで十分。



今日でコトヌーでの10人の共同生活も一度終わり、明日からいよいよ三週間、アボメカラビという郊外の町で語学訓練と同時に一人一人別々の家庭でのホームステイが始まります。
今までお世話になったホテルのWi-fiともお別れ。三週間ネットから離れてベナンの一般家庭の生活に。

最後の晩餐の食事当番はみどりとゆうき。何をつくっているかというと…


チキン南蛮!タルタルソースもちゃんとピクルス入りでおいしかった!ごちそうさま!

ホームステイ前に皆で過ごせる最後の夜も、10人でサロンに集まり、ずっとトランプをしたり人狼したり。

ホームステイはどんな家になるかな~?と皆期待と不安が混じった感じだった。

因みに先輩隊員の皆さんは口々に「もう一度やれと言われたら嫌」と言っていた。
でも、日本から来たばかりの私たちがいきなり村の生活に入る前に、まずは一般家庭に入って生活に慣れるための、必ずやっておくべき大事なステップ。
こんなに長期間ネットから離れることも人生でなかなかないしね!

ということで、しばらく連絡つきません! A bientot!

ベナンの布

新隊員歓迎会でお会いした先輩隊員のリリーさんに布の問屋街に連れて行ってもらいました。
ベナンの布は一言でいうとすごく派手!!すごく柄々している。色もすごくカラフル。


ベナンの人々はこの布で作った服を着ている。仕事のときも。
先輩隊員もこの布で作ったベナン服を日常的に着て活動している。

隊次ごとに皆で同じ布で服を作って年に2回ある隊員総会で来ているそう。
ということで早速8月にある総会のために布選び!


布の種類がいっぱいあって選ぶのも一苦労。
1時間くらいかけてようやく決定。


選んだ布は夕食の時に発表!緑とオレンジの布になりました。
これから始まるホームステイ中にそれぞれこの布を仕立て屋さんにもっていってつくります。
総会で着るのが楽しみ!

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

期間限定の池

夕方、りかとホテルの周りを散歩した。


現在夏休みなのでいつも子供たちが遊んでいます。
外国人!という意味の「ヨボ!」という言葉をかけられる。


街角に山になっていたゴミの内容をりかと調べる。一番多いのはお店で物を買ったときに渡される黒いビニール袋(すぐ破ける)。ペットボトルやプラスチックごみも多かった。

コトヌーでは一応ゴミ収集車が走っていたけれど、その集めたゴミもどこへ行くのかわからない。燃やしている人もいた。


雨季なので道にこんな感じで池ができる。水の中を見ると大量のボウフラ。
ゴミが詰まって排水できない、というのも水がはけない理由の一つ。

うろうろしていると、一人のマダムがこっちおいで、と家の塀の中へ招いてくれた。


雨季で道だけでなく、家の中に池ができていることも。
飛び石を使って家の方へ。


「この池の中には魚がいて、食べることもあるよ」と話してくれた。本当に?!
直後には洗濯で使った泡水を池に捨てていた。

私たちはおなかを下したり、住血吸虫の危険があるためその辺の水にはやたらと触れてはいけないと言われている。

でもここに住む人たちは雨季にできるこの池の水を生活に使って、写真の奥に移っているトイレへ行くにも、真ん中の井戸の水をくむにも水の中へ入る。
この人たちはこの環境が当たり前でこうやってずっと暮らしてきたしこれが普通なんだと思ったけど、やっぱり私にとっては衝撃的な光景だった。

初めてのベナン料理

二日目。お昼ごはんに調整員さんおすすめの豚肉を食べに。


何かのタレにつけた豚肉を炭火で焼く。


いただきまーす!


豚肉と一緒に食べるピーロンかアカサが選べます。写真の右のお皿に乗っているのがピーロン。ピーロンはマニョック(キャッサバ)の粉でできているそう。日本でいうご飯のような立ち位置。でもピーロンにはチャーハンみたいな味がついていて、もちもちでおいしかった。

アカサの方は葉っぱに包まれて出てきた。白トウモロコシの粉からできていて、発酵させているので少し酸味がある。


写真の白いものがアカサ。
ケニアのウガリみたいだけど、アカサのほうがもちもちしている。

豚肉はなかなかスパイシー!!食べていると汗が出てくる。でもおいしかった!


夜はすけさんとりかがヤム芋で創作料理を作ってくれた。
みんなでご飯を食べる時間が至福です。

夕食後も皆でだらだらおしゃべり。

2017-07-17

到着~1日目

6時45分から朝ごはん。
6時半に起きたけど、周りはまだ薄暗かった。
湿度の高さを感じる。日が昇るにつれて暑くなって、むしむしする…


ホテルの前の通り。
空港からもJICA事務所からも近いところにある。

これから一週間はこのホテルに宿泊し、日中はJICA事務所でオリエンテーションを受けたり、大使館、外務省、各関係省庁へ表敬訪問にいきます。












二階のテラスで朝ごはん。












 フランスパンとパイナップル。毎日このメニューだけど飽きません。スイカが出る日もある。












朝食後、事務所へ向かう時間になるまでりかと近所をお散歩。












名物のパイナップルはいろんなところで大量に売ってる。日本のより細長く、味は甘くて本当においしい。芯まで食べれる。これがこの先二年間いっぱい食べれるなんて幸せだね。

この日はJICA事務所にご挨拶、オリエンテーション、街で両替、業務用のSIMカードを買った。


夕飯は自分たちで用意しなければならないのでスーパーマルシェへ。











物がいっぱいある!!さすがコトヌーのちゃんとしたスーパー!!

「コトヌーではお金を出せばなんでも買える。」
という言葉を言われたのを思い出す。

スーパーには野菜が売っていなかったので隣の市場へ。


市場のこの野菜がたくさんきれいに並んでいる感じが大好き。
おばちゃんと値段を交渉して買う。

夜は買った食材でパスタとサラダ。夕食は2人ずつの当番制にして、この日は私と姉さんでした。


ベナンへ

7/10(月) 夜の便で羽田空港から出発しました。
お見送りに来てくれた皆さんありがとうございました!

父と弟が空港まで来てくれました。

ベナン隊2017-1

10人一緒だからか、日本から長期間離れることや、いよいよこれから行くんだ、という実感があんまりなかったなぁ。

トランジットのパリまで約11時間半のフライト。
いつも飛行機の中で寝れない私は映画やテレビ番組を見ていました。もちろんそこはフランス語で!
シャルル・ド・ゴール空港へは早朝に到着。ベナン行きの便まで約半日の時間があった。
でも、治安の関係で時間があっても空港の外へは出れず、空港内でもなるべく全員で一緒にいるよう指示されていました。



空港内も端から端まで見て特にやることもなく過ごす。


ダンスレッスンしたりトランプしたり。とにかく時間をつぶすのに苦労する。
ベナンでも時間を持て余した時にどうするか、の良い練習になったかな。
食べ物を買うとき、フランス語が通じてちょっと嬉しかった。

ベナン行きのフライトで機内食がサーブされるとき、CAさんに『マダム』でなく『ムッシュ』と呼び掛けられる。髪型短くしすぎたかな...。

6時間半のフライトでベナンに21時半頃到着。
空港には調整員の方やベナン人のスタッフが迎えに来てくださいました。

バンへ荷物を詰め込みホテルへ。
夜も遅かったのでホテルの説明や明日の予定などを聞いた後、それぞれの部屋へ。
私はえりか姉さんと相部屋でした。

風呂入ろう!ってときにえりか姉さんの悲鳴。
持ってきていた洗濯洗剤(粉)がバックパックの中で大爆発していた。
一緒に入れていた味噌も化粧品類も全て粉まみれに。

姉さんはベナン初夜からバックパックを丸洗いしていました。