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2018-06-07

お祭り行ってきた

「なんでノビチャのことブログ書いてくれないの~!!」

と緑にすねられてしまったので、いそいそと書きます。

5月、グランポポ最大の「ノビチャ」というお祭りに行ってきました。
グランポポは緑の任地で海に面しており、数少ないベナンのリゾート地です。

「ノビチャ」というのがお祭りの名前なのですが、「友情」という意味なんだとか。(諸説あり)
お祭りの趣旨としては、ベナン国内外のいろんなところにいるグランポポを故郷に持っている人たちが、ふるさとに戻って一堂に会する!自分たちの地元万歳!な感じのお祭りだということです。

因みにほかの地域にもその土地のノビチャがあるとかないとか。


ベナンのお祭りって言っても踊るとか歌うとかご飯食べるとか…なんかその辺しか思いつかないけど、生粋のお祭り大好き江戸っ子の私としては祭りと聞いて黙ってられません。


クルエカメからグランポポまでは車で2時間程。


ノビチャのためだけに作られた広場にあるモニュメント。とやぎ。

緑や先輩隊員が着ているのは、今年のノビチャの布で作られた服。
ベナンではこの様に行事用の布が作られることがあり、毎年ノビチャも布が作られているんだそう。手をつないだノビチャのマークや、ノビチャを始めた人の顔写真がプリントされています。


街のあちこちにブースや出店が出ていました。
ノビチャのマークの入ったマグカップやポーチ、バスタオルの販売も。



よく任地でも売っている大手の飲料水メーカーから、ノビチャ仕様のボトルが発売されていました。

カシューナッツの実ジュース。甘酸っぱい謎の味。




その他もいろいろなプロモーション。

とここでなんか逆プロモーションをかけている。
実は、家政生活改善隊員のやぎちゃんとゆかさんが、各自の活動で作った商品をお祭りに来た人たちに買ってもらおう!と任地を飛び出し持ってきていたのです。どんな機会も逃さない。

ゆかさんが作っているのは綺麗なボタンや紐で作られたアクセサリー。
やぎちゃんのは、ベナンの布を鼻緒に巻いたオシャレサンダルです。

お買い上げ!ありがとうございます!似合ってますよ~!

海のほうに歩いていくとまた別のブースが陣取っており、食事ができるようになっていました。すごい量の炊き出し。


そしてこちらがポポのビーチ!!海だ~!!
遠目は綺麗なのですが波が非常に荒く、波打ち際は砂がえぐれているほど。
隊員の遊泳は禁止されています。それくらい波が高いよ!
波打ち際では少年たちがボールで遊んでました(この後ボールは波にさらわれていた)

何でもない日のグランポポを見たことがないけど、緑曰く普段はこんなに人がいないそう。この観光地グランポポに数あるホテルはノビチャ当日どれも満室。ノビチャの時期は最低でも一週間前には予約が必要なんだとか。
ビーチでも皆で代わる代わる商品を持ちながら売り込みます。


集団で歩きながらベナン人に物を売るヨボ。

やぎちゃんのサンダルも大量お買い上げ!ありがとうございます~!

お昼ごはんは浜辺のレストランへ。ポポのレストランやホテルをみてると、本当にリゾート地なんだなぁ、と思います。うきうきしてくる。

ご飯が出てくるまでの間にハンモックでウトウトするあゆみ姉さん。モロッコ旅行の時はウルトラライトダウン貸してくれてありがとうございました。


エビ。こんなんとれるのね!!(料理には出てこなかった)


レストランの脇にはお土産屋さんも。ポポのお土産で有名なランプシェードが売ってました。ヒョウタンのようなものをくりぬいて作ってあるそうです。

写真撮り忘れましたが、メインストリートにも両脇にブースや出店がずらーっと並び、ベナン布で作った小物やアクセサリー、置物やお菓子など、お土産にばっちりなもの達がたくさん売ってました。
時間的に見れなかったのですが他にも、特設ステージでいろいろ出し物があったりするんだそう。

普段のポポを知らないけど、賑やかで活気あふれる非日常感を満喫!
コーディネートしてくれた緑、ありがとう~!

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2018-05-15

コトヌー漁港

学校のストライキもこの前終わって、ついにこの月曜日、保健センターのストライキが終わりました!
予防接種も月曜だけでなく、金曜も実施するとの事。よかった~。



さてこの間、コトヌーの漁港に行ってきました。


ここの漁港では、先輩隊員が活動してらっしゃいます。
船籍もベナンのものでだけではなく、周辺国の船も入ってくるそう。

わー!!水揚げされてる!!!おっきい!!

運ぶときはやはり頭の上。

ここでは魚のセリが行われるそう。ベナンの築地だ!

この冷凍庫には氷がいっぱい入っています。

氷が落ちるときすごい音する。(音量注意)


漁港の食堂でお昼ごはん。
カニ入ってるカニ!!殻ごとバリバリ食べます。おいしいよ!!


魚の干物。煮干しみたいな味するかな!?と期待してたべるも無味。ゴム食べてるみたいだった。



普段生魚をなかなか見る機会がないので、すごくテンション上がった。
他の隊員は、ここで新鮮なお魚を買って、ドミでさばいてお刺身とか焼き魚とか食べたりしたそう。ぜいたくぅう~!!任地で買う冷凍の魚とは全然違っただろうなぁ。

何回も行っているコトヌーでも、知らないところや行ってないところはまだまだたくさんあるんだなぁ。
そういえばコトヌー、映画館もできたんだとか。「ブラックパンサー」が見れるらしい。

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5月13日は母の日でした。
いつもお世話になってるクルエカメのお母さん達に、蒸しパン作って持ってった。
ベナンでも5月に母の日があるんだって。
元気でパワフルなお母さんたち、いつもありがとう!



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2018-03-30

弾丸ベナンツアー!!!~コトヌー編~

さて、日本から来たももかちゃんの弾丸ベナンツアーも後半、コトヌー編です。

コトヌーへ着いてまず行ったのは皆の味方エレバン!
ここ行ったら何でもある!というくらい大きなフランス資本のショッピングセンター。ただ値段が高い。
お目当てのSDカードと水を一本買って終了。滞在時間もほんのちょっと。普通私がエレバン来たら最低でも30分はいるのに!!
…と思ったけど、よく考えてみれば私にとってエレバンは非日常的な別世界だけど、日本から来たももかにとっては普通のショッピングセンターでしかない。そりゃそうか~。

 
続いて参りましたのはベナンといえばここ!ガンビエ~!!
こないだ日本のテレビ番組で特集されてたのでご存知の方も多いと思います。
ガンビエはノコウエ湖にある水上集落。人々の生活も、お店も、全部水の上、ボートの上。

 
コトヌーにあるたけし日本語学校。見学のアポイントを取っていなかったので、外観だけ見に行こう、と行ってみたところ、学校の前にいる私たちを見つけたベナン人の方が中に招き入れて下さいました。
 
授業は夕方からで、訪問した時間帯は生徒さんもいなかったため、教室を見学し、中にいた日本語教師の方ともお話しすることができました。

このたけし日本語学校はビートたけしが建てたのではなく、ゾマホンさんが日本のタレント業で稼いだお金を使って建てた際に、お世話になったたけしさんの名前を使ったのだそう。



教室の壁には日本語や日本の写真、ゾマホンさんの写真、歴代の日本語教師の方々の写真などが飾られていました。

日本語教師の方には、ゾマホンさんの話やベナンの教育の話などたくさん聞かせていただき、気づけば2時間以上も時間が経っていました。


帰り際に、最近大阪への留学が決まったというベナン人の男の子に会うことができたのですが、日本語ペラペラ!ベナン人の彼がここまで日本語話せるのに対して、現地語もフランス語もまともにしゃべれない自分が恥ずかしい。
日本語学校の皆さん、ありがとうございました。


 
さて、ベナンに来たからにはお土産を買わねば!ということでやってきたのがコトヌーのアートセンター。敷地内にお土産屋さんがたくさんあるところ。




絵葉書やキーホルダー、ランプ、木彫りの置物、アクセサリーに絵画、太鼓、服、ベナン食品などなど、いろんなものが売ってます。

ちなみにクルエカメで作ったお揃いの服も着たよ!
服が同じこともあってか、より一層、会う人会う人に「双子?」と聞かれる。
違うといっても「こんなそっくりなのに双子じゃないわけない。」と信じてもらえない。そんなに似てるかなぁ。



次に行ったのは西アフリカ最大(規模)の市場、ダントッパ。



人も物も溢れかえってごっちゃごちゃ。物の量も市場自体の広さもクルエカメの比じゃない。
道も入り組んでいて一瞬で迷子。どこに何があって中心部がどこなのかもわからない。


散々クルエカメで現地食を食べさせられたももかは、コトヌーでさすがに日本食を選択。コトヌーに二軒日本食屋さんがあるのですが、両方制覇!
私は二軒ともちゃんと行ったことなかったのですが、おいしかった!おすしに焼き鳥、素麺、ラーメン、みそ汁、てんぷら…日本の味!!


とそんなこんなで連れまわし、あっという間に最終日。
当初はリゾート地のグランポポとか、ブードゥー教の聖地ウィダとかも予定していたのですが、強攻日程すぎて体調に支障をきたしてしまったため断念。連れまわしまくってごめん…!ぜひもう一回来てください。

最後に聞いたももかちゃんのベナンびっくりベスト3
第3位
「水はビニール袋でみかんは飲み物」

第2位
「ベナンタイムというものがある」
時計がない!朝あった人が夜も全く同じ場所にいる!彼らの中の時間の流れをのぞいてみたい…

第1位
「びっくりするくらいみんな優しい。悪い人がいない。穏やか」
 番外編
「やぎ飯がめちゃくちゃうまい」

Ah bon?!

お見送りにはやぎちゃんとたつさんも来てくれました。
日本からわざわざほんとにありがとう!また来てね~!!



誰かいないとベナンなんて来る機会無いと思うので、皆さんもぜひぜひ遊びに来てください!
ご希望に合わせてベナンツアーコーディネートしますよ~!

おすすめはやはりクルエカメ堪能コース。

現地ガイド(私)に豪華ディナー(やぎ飯)付き。
その日の気分で選べる宿泊施設(私の家・やぎの家・ホテル)
豊富なアクティビティー
・やぎと一緒にアナナ売り
・孤児院の子供たちとクルエカメダンス
・日曜の教会で熱唱
・髪を編み込んでベナンのおしゃれ先取り
・マルシェで揚げ物食べ歩き

こう見ると見どころしかないね!!

ベナン隊の皆さんもクルエカメ来てね!
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