潜入！ビベットの裏側！！

感染症・エイズ対策として派遣されていることもあり、その地域での性産業の状況・売春の有無などはとても気になっていることでした。

そこで、ビベット（酒場）がどうやらそういう行為に利用されている、という情報を小耳にはさんだので、モンモンに頼んで、彼のお父さんが経営しているビベットに連れて行ってもらいました。

そこのビベットは、たまになおさんと一緒にビールを買いに来たお店。

二階建てになっていて、一階は普通にお酒が買える場所で、特に夜は音楽が鳴り響いている中、人々がテーブルでお酒を飲んでいます。

そして二階へ上がると、ドアのついた部屋が三つ。

入ってみると小さな部屋にベットひとつ。

奥には水浴び場がありました。水道はありません。バケツ。

モンモン曰く、人々はビベットで相手を探し、相手が見つかったら、二階へ移動するんだとか。

そして、ほとんどのビベットにはこのように、どこかしらに部屋が用意されているんだそう。（※モンモン情報なので正しいとは限りません）

いつもただ前を通り過ぎていただけのビベットの見方が変わるなあ。

そこで一番の関心ごと。コンドームはちゃんと使ってるのか。

それに関しては、ビベットで売っていて、女性がそこで買うそう。

ビベットの二階から身を乗り出してビベットの脇の空き地を見てみると、このようにどこにでもあるゴミの山。この後実際に下へ降りてよくよく見ると、ものすごい数の使用済みコンドームが捨てられていました。

コンドームを使用していることは良いことだけど、このように捨てるのは…。

ケニアでは、そこらへんに使用済みのコンドームを捨てると、子供が拾って風船だと思って遊ぶ危険性があるために、ちゃんとトイレの穴などに捨てるよう啓発をしていました。

このビベットの脇の空き地に子供が入って遊ぶことはないと思うけど、どちらにせよ捨てる場所は考えた方がいいですよね。

 因みに、コンドームは街の雑貨屋さんで売っています。このポスター、ここで売ってますよ、って意味。わりと普通にいろんなお店で貼ってある。

数件の雑貨屋さんで、事情を話して実際に見せてもらいました。100～150Fcfaで３つ入りとか４つ入りとかが多かったです。
皆買いに来ますか？と聞くと、わりとみんな買いに来るそう。
男性と女性どっちが買いに来るのか、との質問にはそれぞれ男性が多い、ってとこと女性が多いってとこ、どっちも、ってとこがあった。女性も男性も、わりと買いに来るんですね。



分野が分野なだけに、調査しずらかったり気を使ったりしますが、こうやって協力者がいると助かります。
モンモンありがとう！

そういえば、えりか姉さんから電話があった。

「ブログ見たんだけど、わたしが『発芽した』って言ってたの、モリンガじゃなくて買って持って行った野菜の種のことだよ！」

ということで、前回のブログ記事でパパネ村で発芽したのはモリンガではなく、姉さんがエレバンで買ってった野菜たちでした。私の早とちりでした…

姉さん、皆さん、失礼しました！

そのあと姉さんとの電話は２時間半続いた。