保健センターで働いている助産師さんのお母さんが亡くなったとのことでお葬式に行ってきました。
しかし日本のお葬式とは全く違う!皆きれいな服装をして、会場はパーティーのような飾り付けがされていて、楽器の演奏や歌、ダンスなどが披露されていました。参加者には食事が出て、しかも普段は食べれない豪華な鶏肉などがでます。
日本のお葬式は大抵亡くなってすぐに行われますよね。雰囲気もしんみりとしています。でもこっちのお葬式はとにかくいろんな音がして賑やか!お酒も入って、皆楽しそうです。
本当は教会でミサもあるようですが、この時はカウンターパートに連れられ、ふらっと行って食事をいただいてご挨拶して帰ってきました。
以前誰かが、「死んでからこんな豪華なことをするくらいなら、その人が生きているうちにお金を使ってあげれば良かったのに、とよく思う。でもそれも価値観の違い。」と話していたのを思い出した。
日曜は皆教会に行くので、ベナンのお葬式は土曜日に行われることが多いとのことです。こちらのお葬式は亡くなってから時間が経ってから行われることが多いそうで、今回も亡くなってから一カ月以上経ってから行われていました。確かにこれだけの催しをするなら準備とか、人を招待したりとかで時間がかかりそう。
ということは、埋葬自体は先に行われているのかな?ちなみに街には一見家具屋に見える、棺桶作ってるところがあります。墓地みたいなの見たことないけどどこにあるんだろう。
*******************
最近の休日は知り合いの家に遊びに行って子供たちと遊んだり、お母さんたちにお菓子の作り方を教えたり、近所の子に襲われたりしています。特に約束のない日はぶらぶらして、その時見かけたお母さんたちがやっている作業の手伝いをすることが多いです。
写真、お上品に座れてなくてすみません…。こんな風に豆を炒ったりガリを小分けして袋詰めしたり、マイスの皮や実をとったり、物を運んだり。
私もやりたい!っていうと快くやり方を教えてくれて一緒にやらせてくれます。むしろやる?と言ってくれて、ちょっとのことでも上手くできるとまるでバク宙成功した並みの大喝采。
そして道行く人も、私が道端でマダムたちとちまちまやってると珍しがって皆笑いに来る。「ヨボが働いとるがな~!!」
不思議と、こうして誰かの作業を手伝っているときは「物ちょうだいお金ちょうだい」って言われない。
その家にクワシオルコルの症状が出ている小さい男の子がいるんですが、その子に普段何を食べさせてるか聞くと、お米、パット、アカサ。でも量としてはあまり食べないとのこと。
「大豆とかモリンガが手に入ったらブイー(おかゆ)に入れて食べさせてあげて」
と話したら、
「じゃあ今度来るときあなたが大豆持ってきてよ。」
と言われる。
どうしたらいいんだろう。この家庭に大豆をあげることは簡単だけど毎日毎回その子のために大豆を持っていくわけにもいかないし。その家庭にだけあげ続けるなんて良くないし。
ベナンの過去の先輩隊員が子供用の栄養あるブイーのレシピ(穀物の配合など)を作ってくださってるので、一回それをその家族と一緒に作ってみようかなと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
現在コメントが反映されないバグが多発中です。ごめんなさい…でもとりあえず試しにコメントしてみてくれると嬉しいです。