2018-01-31

ラッサ熱

ブログの投稿が滞るといろんなところから
「生きてるの?!」
「大丈夫?!」
と心配されてしまうことに気づきました。すみません。

最近ネタがなく忙しくて…。



久しぶりの投稿はベナンで発生しているラッサ熱について。

ラッサ熱とは西アフリカに見られるウイルス感染症です。主な症状は発熱、全身の痛み、嘔吐、下痢、粘膜からの出血がおこり、最悪死亡することも。

このヤワゲネズミというネズミの体内にウイルスがいて、このネズミとの接触や、糞や尿によって汚染された食品、食器、塵、ホコリ、また患者の咳やくしゃみ、血液、唾液や排泄物を介して感染します。


で、かかったらやばいの?というのが気になるところですが、ラッサ熱自体の致死率は1~2%です。

ところが!!
ベナンではラッサ熱の治療に使用する抗ウイルス剤がなく、かかっているかどうかの検査もできないため、毎年罹患者の半数が死亡しています。つまりベナンで掛かったら致死率50%!


さて、このラッサ熱、毎年この時期に流行するのですが、1月29日9時現在での発生状況は以下の通り。

ベナン全土で14名罹患、その内6名死亡。
また、隣国ナイジェリアでは1/124の間に、168名の罹患、16名の死亡が出ているそうです。

ベナンで医療従事者が感染・死亡している例もあります。
なのでこのラッサ熱発生に伴い、保健センターで活動しているボランティアには
「医療施設内での活動は控えて、コミュニティ(学校、福祉 センター、役所など)での活動にシフトしてください」
とJICA事務所からの伝達がありました。

また、ラッサ熱が発生しているボルグー県内で、かつ病院施設内(病院の寮)に居住している2名のJICAボランティアは、コトヌー退避となりました。

大体毎年3月か4月には終息するとのことですが、終息宣言が出るまで約二カ月間、二人はずっとコトヌーのドミに滞在することになります。


一方私の任地クルエカメがあるクッフォ県では過去に流行したこともないわけですが、配属先である地域保健局はやたら慌ただしくなり、管轄地域の保健センターの医療従事者を全員集めてラッサ熱対策の研修を行ったり、手洗い推奨しだしたり。


確かに、今まで流行ったことがないからと言って油断はできません。
ラッサ熱対策の啓発もできるようにしておこうかなぁ。
活動の中心を医療施設でなくコミュニティに移せということなので、学校、村での活動ももっと考えてみます。


**********************


そういえば1月ももう終わりですが、JICAベナンでは毎年カレンダーを作っているそうで、今年も配布されました。毎月各ボランティアの活動写真付き。


一月は我らがパパネ村の姉さん!
因みにパパネ村はラッサ熱が発生しているボルグー県にあります。
そして姉さんが居住しているのは配属先の病院内の寮。


そう、つまり姉さんは今コトヌー退避中。
頑張れ姉さん!!


掛けるとこなくて立て掛けてるから姉さん見えないんだけどね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

2018-01-14

明け方の騒動

外からの騒音で目が覚めて、時計を見ると朝6時前。
日曜日だしもうちょっと寝たい…でも外が異常なほどうるさい。


いつも夜うるさいビベット(飲み屋さん)の音楽とかの騒音じゃなくて、たくさんの人の声。叫び声も聞こえる。

二度寝しようとしたけどあんまりにもうるさすぎて寝れず、耐えられなくなってガルディアン(警備員)に

「外うるさいんだけど何?!」
と聞きに出ると
「盗みがあったんだよ」
と教えてくれた。


ガルディアンと一緒に外に出ると、家の近くにものすごい野次馬。
人々の真ん中にいるのは一人の青年と自転車。


私が外に出てきたのに気づいて皆口々に
「ゆま!こいつ自転車盗んだんだよ!!」
「ゆまもこっちきて見なよ!!」
と大人も子供も楽しそうに私を呼んで状況を説明してくれる。



自転車を盗んだという青年は皆から代わる代わる鞭で思いっきり叩かれ、そのたびに聞くに堪えない叫び声をあげて苦しんでいる。一方彼が鞭で打たれる度に周りは歓声を上げる。


聞こえてたのはこれか…。


「住民制裁」がある、ということは前から聞いていました。
村やそのコミュニティで誰かが何か悪さをしたら、住民全員が寄ってたかって制裁を下すというもので、その制裁とは主に暴力の事。ベナンだけでなく、他の国にも存在します。


前に聞いた例をあげれば、
ある日二人組の男性がバイクを盗んだ罪で警察署に入れられていたところ、住民の手によって警察署から引きずり出され、ボコボコにされた挙句二人とも死んでしまった、との事。


…怖い。



鞭打ちの光景も見るに堪えないし、彼の叫び声も聞くに堪えない。でも
「もうやめて。」
ともいえない。これが彼らのやり方だから。


「とにかくうるさくて寝れないよ」
とだけ皆に伝えて家に帰ってきた。それから30分くらいして騒ぎは静まったみたいだけれど、やっぱり目の当たりにした光景がショックで、その後も寝れなかった。



ベナンに来て、交通事情の悪さ以外で怖い思いをしたことは今まで一度もありません。
物を盗られたとか、暴力をふるわれたとか、家に侵入されたとか、全くない。
本当にうっかりすると平和ボケしてしまいそうなほど。


こんなに平和に暮らせているのも全部、この住民制裁があるおかげで日常的な犯罪の抑止力になり、その結果治安が保たれているからだと思うし、自分も日ごろこの住民制裁の存在に守られているとは思う。

でも実際、住民制裁が行われているところを目の当たりにすると、やはり異常な光景に見えてしまう。


もちろん盗みはいけないこと。
でも、日ごろ接している近所の人達が、パフォーマンスのごとく鞭で思いっきり人に暴力をふるったり、それを歓声を上げて楽しそうに見物していたり、子供がそれを見てはしゃいでいる光景にはさすがにショックだった。


これも文化の違いなのかな。


にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

2018-01-10

ノンストップやぎちゃん。

クルエカメのもう一人の美女といえばやぎちゃん。
私と同じ長屋に住んでいるアラサーコテコテ関西人の元気なお姉さん。


そんなやぎちゃんは、9月に帰ったなおさんの後任でクルエカメに11月に配属されてもう2カ月経ちます。
そしてこの二カ月の間のやぎちゃんの過ごし方がほんとにすごい。任地への溶け込み方というか、日々の生活の仕方というか。日常生活のちょっとの気づきとかひらめきを全部活動につなげて考えたり。「これやったら面白いやん!」と、思いついたことはとりあえずやってみたり。

この彼女の二カ月を一番近くで見ていた私がちょこっと紹介。


やぎちゃんの配属されているのはCPS(福祉センター)で、前私とやぎちゃんが髪を編み込んだところ
家政生活改善という職種で派遣されているやぎちゃんの最近の活動は大きく分けて二つ。
このCPSでのサンダル作りと、孤児院での活動です。

サンダルというのは、CPSのクチュリエで、収入向上の活動の一環としてやっているもの。
よくその辺で売ってるサンダルに、クチュリエで余った布を巻き付け、販売。


売上金の分配の仕組みや、製作・販売の仕方を最近練り上げています。

試験的に作ったサンダルはまず自分で売り歩き。


マルシェで現地の人の販売のお手伝いをすることでいろいろ勉強したいと洋服の売り子もしていた。

CPSには付属の仕立て屋さんと美容院があり、そこで日々一緒に働いているベナン人にアジャ語を習ったり料理の仕方を教えてもらったり。

やぎちゃんは常にノートを持ち歩き、新しく覚えたアジャ語はすぐメモしてすぐ使う。
なのですごい勢いでアジャ語を習得しており、
「なんでもっと前からいるゆまよりやぎの方がアジャ語が喋れるんだ」
といろんな人から言われます。悔しいです。


街の人とも積極的にコミュニケーションを取るし、明るいし、アジャ語もしゃべれるしで、もうすっかりクルエカメの人気者です。やっぱり悔しいです。

週に2回行っている孤児院では、子供たちの相手をしたり、日本語教えたり。
孤児院行くと「メッチャカワイイ~」「マタモクヨウビニ~」「マタアシタ~」と叫ばれる。

そして時には子供たちが孤児院運営費確保のためにパイナップル売りをしているのを手伝ったり。

ヨボがアナナ(パイナップル)売っとる!!
と、やはりヨボ効果もあって荷台いっぱいのパイナップルが飛ぶように売れます。
売り文句ももちろんアジャ語。

「ゴディ、ポネポネ、エビビケケ!!アフォレア?!」
(アナナ、100fcfa、おいしいよ!!買う?!)


やれそうなことは全部やる!やぎちゃんからはいつもすごいやる気と活気を感じます。

私もそんなやぎちゃんに日々元気とやる気をもらっていますがその反面、やぎちゃんがいたるところで叫んでいるアジャ語がどんどん街の人の頭にインプットされ、最近は街の人皆から「ヨボ!!(白人)」の代わりに

「ポネポネ!」(100fcfa!)
「エビビケケ!」(おいしいよ!)
「おい今日はアナナどうした!!」

と叫ばれます。

で一方で

「メッチャカワイイ~」
とも言われるので悪い気はしない。

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

2018-01-05

Bonne année!! <後編>

さて年越し後編。前編はこちら

10時にバシラを出発した女子4人。
えりか姉さんの「パパネ村田舎トーク」を聞き流しながら車に揺られること2時間。
ジュグーの看板が!!


着いた~!だだっ広い。ジュグーも聞いていた通り、なかなかの大都市。
舗装道路の幅がクルエカメとは断然違う。

早速りかとゆうきの家へ。二人は同じ長屋に住んでいます。
2017-2次隊、やぎちゃんと同期の絢ちゃんもいるので日本人3人同じ長屋!

着いたのがお昼だったので荷物を置いて女性陣はお昼ご飯を食べに外出。

もちろん食べるのは…

イニャムピレー!!北部と言ったらイニャムピレ!!私の好きなベナン食第一位です。大好き大好き!!!
イニャムピレは南部ではメジャーでなく、クルエカメにも食べれる店は1件だけ。しかもめっちゃ高い。
イニャムピレが食べれる北部の人、本当にうらやましいなぁ…


さて、イニャムピレでお腹いっぱいになった後、帰っていよいよ調理ラストスパート。
ジュグーで作るのは炊き込みご飯と茶わん蒸し~!鶏肉との闘い。


そしてこちらが集大成!多少はお正月っぽい?!
クチナシがないので栗きんとんの色が地味。


いただきま~す!!
乾杯したのが16時。日本はもう年越してる!(時差8時間)
さてさて早速乾杯したはいいけど年越すまであと8時間くらい何するの?
ということでいくつか企画を。


・同期10人一人一人の好きなところ、良いところ!
タイトルそのまんま。これは北上するバスの中で足元あんこまみれの中私と緑が暇すぎて、皆の好きなところを話しつつ暇をつぶしていた、という話をしたら、どうせなら全員でやろうということに。

こんな企画を大真面目にやるなんて、よっぽど仲良いのねぇと呆れられそうですね!
でも、同期の良いとことか、好きなとこ、尊敬するところはたくさん出てくるし、改めて言ったり聞いたりする中で、やっぱりこの同期一人一人が好きだ!と思ったなぁ。

そんなちょっと照れちゃう企画でした。

・平成の次は何?!漢字予想!

2017-1の企画マン。日本帰りの皆の弟ゆうき発案。
来年は平成30年。でも平成ももう再来年で終わり…ということでちょっと気は早いけど次の年号に使われる漢字を予想しよう!!という企画。


アルファベット的に「MTSH」以外か~、とか、簡単な漢字かな~とか。結構考え出すと難しい。
皆それぞれ紙に書いて発表しました。誰か当たるかな~?

その後各自風呂に入り卓球したりしてたらあっという間に年越しの瞬間。
肝心な年越しの瞬間何するとか決めていなかったのでとりあえず皆で円陣組みました。


そしてこちらが年男年女!戌年なのでわんこのポーズ。
かわいい!!かわいいよ!!


年越してからの企画。今年の抱負発表!
一人一人抱負を書いて、皆の前で発表します。活動とか生活の中で皆が普段感じてること、大切にしたいこととかが垣間見えた企画。
10人それぞれ任地も活動内容も環境も全然違うけど、また一年ベナンで頑張ろ~!!


となんだかんだしていて寝たのは午前3時。
次の日は朝6時起きで任地戻りなのでほとんど寝れず。
というか早朝モスクから聞こえてくるアザーンで目が覚めた。モスクが裏にあるということで信じられないくらいの爆音アザーン。本当にびっくりした…これ毎朝起こされるのしんどい…


ジュグーのバス停。元旦なのでATTやLa Posteといった大手のバスはやってないといわれる。
仕方ないのですでに止まってるバスが出発するのを待つ。今停車中のバスは朝5時にナチチングーを出てきてジュグーに着いたんだそう。


見送りにはりかとこてつ兄さんが付いてきてくれました。
冷え込む朝に紅茶を一杯。紅茶売りなんて初めて見た!荷台なので可動式。

この赤い物体、チーズです。大豆じゃなくて牛乳でできているチーズ。
赤いパーム油で揚げてあるから赤いと聞いたことあるけど真相はいかに…?!
切ると中は白いよ。



あとこれ、北部のクリクリ!!初めて見た!!
アラシッドでできたおかしです。パリパリ薄くて甘くてすっごいおいしい!!
バス乗り場の売り子さんが売ってたんですがもっと買えばよかった…。
こういう地域特有の食べ物見つけるの楽しい。食べ歩きしたい。
ちなみに南部のクリクリはこれ。固くて甘くない。でもたまに食べたくなる。

バス待ちの間に初日の出も見れたよ~!
バスは結局8時過ぎに出発。バシラを通過し、北上して来た道をそのまま逆戻り。



道中の動画。中部のダッサからバシラまでの道は特に悪いと言われていて、舗装道路なんですが穴ぼこだらけ。
なのでこんな風に穴ぼこを避けて走るため、スピードが出せず、時間がかかる。

でも幸い途中で事故もなく、私もバスの中で何かこぼすこともなく、無事ボイコンに着いたのは15時。
バス自体はコトヌーまで行くんですが私はボイコンで降り、ホームクルエカメへ!


…と思ったら元旦なのでタクシー乗り場に一台もタクシーがない…。
結局クルエカメの運転手に連絡を取ったりなんやかんやして、家に着くころにはへとへと。

そして北部の寒さにやられた緑と私はその後数日にわたって体調を崩しました。


ということで以上がベナンでの初年越し。
賑やかな年末年始を一緒に過ごしてくれた同期の皆、ジュグーの絢ちゃん、ありがとうございました!

このブログ共々、今年もどうぞよろしくおねがいします!

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

2018-01-03

Bonne année!! <前編>

明けましておめでとうございます!

…といったものの、寒くもないし、お正月っぽい何かもないので全く年が明けた感じがしないベナンです。
年越しは、北部の都市・ジュグーに同期で集まり、賑やかに過ごしました。

今回またまたえりか姉さんの発案でおせちづくりをしようということに。
メニューは炊き込みご飯、黒豆、茶わん蒸し、餅、栗きんとん、田作り、漬物、昆布巻き、煮物、お雑煮。


ベナンで作れるの~?と思うかもしれませんが、たけのこ、れんこん、もち米や昆布はコトヌーの中華スーパーで、栗はエレバンで買うことができます。

おせちつくろう!となったはいいけど問題はジュグーのゆうきとりかの家が全く調理に適していないそうで、ほぼ事前準備にかかってるという事…。
なので家で作っていけるものは各自作っていくことに。


お汁粉10人分ということで鍋二個分の小豆。真ん中は黒豆。


田作りと昆布巻きも作りました。昆布巻きの中に入れる魚は鮭が一般的ですが、クルエカメで手に入らないので鯖で代用。日本でも、鹿児島など地域によって鯖を使うそうです。鯖を三枚におろすとこからやったよ!誰かほめて!!

さて今回ジュグーに行くにあたり、同期で唯一南にいる緑と一緒に北上しようということで予定としてはこんな感じ。

29日 緑とクルエカメ一泊
30日 緑とバシラへ移動。なみとえりか姉さんと合流。
31日 バシラからジュグーへ移動。同期全員と合流。年越し!
1日 朝一で任地戻り。

皆の任地おさらいマップはこちら↓


ということで30日朝、やぎちゃんに見送られ、クルエカメからボイコンまでタクシーで移動。
やぎちゃんは移動禁なのでクルエカメから出られず。一人にしてごめんなさい!電話かけるね!!

ボイコンはコトヌーから北上するバスの通過点で、今回もそこからバスに乗ります。

私と緑以外の同期8人は皆北部なので毎回コトヌーと任地間の移動はバスですが、私達南組はコトヌーと任地の間にバスなんて通ってなく、毎回タクシー移動です。ということで初バス!初北上!!ドキドキ。

バス停広い!!すでにバスが何台か停車している。



いくつかあるバスから、安全そうな、きれいそうなのを選ぶ。とまっているバスには売り子さんたちが群がる。
行き先はなみとえりか姉さんのいるバシラ。ボイコンーバシラ間は4000fcfa(800円)でした。

無事チケットも買えたのでバスの中で食べるお弁当購入。といっても現地食を容器に詰めてもらうやつ。





バスの中はこんな感じ。思ってたよりきれいだ!
日本で遠足や修学旅行に使うバスと変わりません。
朝8時にクルエカメを出て9時にボイコンに着き、10時にバスが出発してバシラに着いたのが16時。
バシラまでの所要時間は6時間でした。その6時間で二回悲劇がありました。

・道中の事故その1
「先ほど買った現地食弁当をバスの中でひっくり返す」
私が膝の上にのっけていた弁当の容器が揺れで床に落ち、緑の靴がソースまみれに。


・道中の事故その2
「前日半日かけて炊いた鍋二つ分の小豆をバスの中でひっくり返す」
保温容器に入れていたのですが知らぬ間に傾いて蓋が開き、気づいたときには床一面小豆だらけ。緑の靴が小豆まみれに。

ごめんなさい…本当にすみませんでした…。

小豆の片づけをしてくれたバスのお兄さんも、本当にありがとうございました…バスをべったべったにして本当にごめんなさい…

そして隣でこんなにも物こぼしまくっている私に怒ることも責めることもせず、終始
「一生懸命つくってくれたのに、こんなことになっちゃって…」
と全力で慰めてくれた緑…本当にありがとう…ごめんなさい…。落ち込む私にバナナチップス買ってくれました。優しい…。緑が一緒に乗ってくれていてよかったです…。


着いたよバシラ!!広い!!初同期の任地!!
大きい舗装道路がずっと続いていてクルエカメと比べると規模が全然違います。
クルエカメはギュッと狭い中にいろんな施設や行政機関が集まっている感じですが、バシラは街の端から端までが遠い。他の都市もそうなのかな。
北部はムスリムが多く、モスクも街のいたるところにありました。

そして同期の中でも豪邸レベルが高いと噂のなみ宅!!きれいだ!!


ようこそバシラへ!のボードも用意してくれてました!!
ほっこりしちゃう。ありがとう!!

さて到着するや否や早速調理開始。バシラで作るものは煮物と漬物とお餅と栗きんとんだよ!

因みに姉さんはこの前日からバシラに泊まっていました。

お餅は、大量のもち米を一回で蒸せそうになかったので鍋で炊いてからご近所さんのイニャムピレ用の杵と臼を使わせていただく。


結局ママたちが全部ついてくれました。一回やらせてもらったけど力が足りなくてつけたもんじゃなかった。ママ強し!!すごい力がいります。
そしてちゃんと餅になってる~!!感激。まさかベナンで餅つきするなんて。やってみるもんだ~。
ご近所の皆さんありがとうございました!

夜お風呂入ってからも遅くまで下準備。切って持っていける食材は全部切る。女性陣が頑張る中男性陣は一日早くシュグーに集い、先にわいわいやってるとか。

しかし北部の夜は寒い!早朝も冷え込む。クルエカメで当たり前の水シャワーなんて寒くてできない…乾燥もすごい。やっぱり同じ国でも全然違うね。
お風呂用にお湯沸かしてくれたなみありがとう!

翌朝も6時から作業。ジュグーの皆さん、おいしいものもってくよ~!待っててね!


ということで31日は朝10時にバシラを出発。タクシーを借り上げて同期皆の待つジュグーへ向かいます。

後編へつづく!

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ