そんなやぎちゃんは、9月に帰ったなおさんの後任でクルエカメに11月に配属されてもう2カ月経ちます。
そしてこの二カ月の間のやぎちゃんの過ごし方がほんとにすごい。任地への溶け込み方というか、日々の生活の仕方というか。日常生活のちょっとの気づきとかひらめきを全部活動につなげて考えたり。「これやったら面白いやん!」と、思いついたことはとりあえずやってみたり。
この彼女の二カ月を一番近くで見ていた私がちょこっと紹介。
やぎちゃんの配属されているのはCPS(福祉センター)で、前私とやぎちゃんが髪を編み込んだところ。
家政生活改善という職種で派遣されているやぎちゃんの最近の活動は大きく分けて二つ。
このCPSでのサンダル作りと、孤児院での活動です。
サンダルというのは、CPSのクチュリエで、収入向上の活動の一環としてやっているもの。
よくその辺で売ってるサンダルに、クチュリエで余った布を巻き付け、販売。
試験的に作ったサンダルはまず自分で売り歩き。
マルシェで現地の人の販売のお手伝いをすることでいろいろ勉強したいと洋服の売り子もしていた。
CPSには付属の仕立て屋さんと美容院があり、そこで日々一緒に働いているベナン人にアジャ語を習ったり料理の仕方を教えてもらったり。
やぎちゃんは常にノートを持ち歩き、新しく覚えたアジャ語はすぐメモしてすぐ使う。
なのですごい勢いでアジャ語を習得しており、
「なんでもっと前からいるゆまよりやぎの方がアジャ語が喋れるんだ」
といろんな人から言われます。悔しいです。
街の人とも積極的にコミュニケーションを取るし、明るいし、アジャ語もしゃべれるしで、もうすっかりクルエカメの人気者です。やっぱり悔しいです。
孤児院行くと「メッチャカワイイ~」「マタモクヨウビニ~」「マタアシタ~」と叫ばれる。
そして時には子供たちが孤児院運営費確保のためにパイナップル売りをしているのを手伝ったり。
ヨボがアナナ(パイナップル)売っとる!!
と、やはりヨボ効果もあって荷台いっぱいのパイナップルが飛ぶように売れます。
売り文句ももちろんアジャ語。
「ゴディ、ポネポネ、エビビケケ!!アフォレア?!」
(アナナ、100fcfa、おいしいよ!!買う?!)
やれそうなことは全部やる!やぎちゃんからはいつもすごいやる気と活気を感じます。
私もそんなやぎちゃんに日々元気とやる気をもらっていますがその反面、やぎちゃんがいたるところで叫んでいるアジャ語がどんどん街の人の頭にインプットされ、最近は街の人皆から「ヨボ!!(白人)」の代わりに
「ポネポネ!」(100fcfa!)
「エビビケケ!」(おいしいよ!)
「おい今日はアナナどうした!!」
と叫ばれます。
で一方で
「メッチャカワイイ~」
とも言われるので悪い気はしない。
ゆまさん、はじめまして。
返信削除ゆまさんのブログを見つけ、一気に読んでしまいました。
考え方が全く異なる地域での活動や、現地の食材で作る料理など、記事を読むたびにゆまさんの創造力、本当に凄いなぁと感じます。
エイズ感染という、相手のテリトリーに一歩踏み込むテーマを扱うのは、特に一夫多妻がまだ存在している地域では非常に難しいと思います。
たぶん、誰にでも出来ることではないはずです。
日本人独りでは心細いのと裏腹に、同期や比較が出来る日本人がいるのも時として気持ちが揺れてしまうこともありそうですが、ゆまさんだからこそ出来る活動を、陰ながら応援しています!
身体に気を付けて、残りの期間、ふんばってください。
ブログ、楽しみに待ってます(о´∀`о)
こんにちは!コメントありがとうございますー!
削除こんなブログを読んでいただいて、嬉しいお言葉も頂いて恐縮です!
普段こうやってお会いしたことない方にまで励ましのお言葉を頂くことがないので嬉しい限りです...!頑張ります!
まだ活動も本格的に出来てない状況ですし、日々の記録のようなことしか書けませんが、よろしければまた覗きに来てください。ベナンにもぜひ遊びに来てくださいね!
コメントありがとうございました!