…といったものの、寒くもないし、お正月っぽい何かもないので全く年が明けた感じがしないベナンです。
年越しは、北部の都市・ジュグーに同期で集まり、賑やかに過ごしました。
今回またまたえりか姉さんの発案でおせちづくりをしようということに。
メニューは炊き込みご飯、黒豆、茶わん蒸し、餅、栗きんとん、田作り、漬物、昆布巻き、煮物、お雑煮。
ベナンで作れるの~?と思うかもしれませんが、たけのこ、れんこん、もち米や昆布はコトヌーの中華スーパーで、栗はエレバンで買うことができます。
おせちつくろう!となったはいいけど問題はジュグーのゆうきとりかの家が全く調理に適していないそうで、ほぼ事前準備にかかってるという事…。
なので家で作っていけるものは各自作っていくことに。
お汁粉10人分ということで鍋二個分の小豆。真ん中は黒豆。
さて今回ジュグーに行くにあたり、同期で唯一南にいる緑と一緒に北上しようということで予定としてはこんな感じ。
29日 緑とクルエカメ一泊
30日 緑とバシラへ移動。なみとえりか姉さんと合流。
31日 バシラからジュグーへ移動。同期全員と合流。年越し!
1日 朝一で任地戻り。
皆の任地おさらいマップはこちら↓
ということで30日朝、やぎちゃんに見送られ、クルエカメからボイコンまでタクシーで移動。
やぎちゃんは移動禁なのでクルエカメから出られず。一人にしてごめんなさい!電話かけるね!!
ボイコンはコトヌーから北上するバスの通過点で、今回もそこからバスに乗ります。
私と緑以外の同期8人は皆北部なので毎回コトヌーと任地間の移動はバスですが、私達南組はコトヌーと任地の間にバスなんて通ってなく、毎回タクシー移動です。ということで初バス!初北上!!ドキドキ。
バス停広い!!すでにバスが何台か停車している。
いくつかあるバスから、安全そうな、きれいそうなのを選ぶ。とまっているバスには売り子さんたちが群がる。
行き先はなみとえりか姉さんのいるバシラ。ボイコンーバシラ間は4000fcfa(800円)でした。
無事チケットも買えたのでバスの中で食べるお弁当購入。といっても現地食を容器に詰めてもらうやつ。
バスの中はこんな感じ。思ってたよりきれいだ!
日本で遠足や修学旅行に使うバスと変わりません。
朝8時にクルエカメを出て9時にボイコンに着き、10時にバスが出発してバシラに着いたのが16時。
バシラまでの所要時間は6時間でした。その6時間で二回悲劇がありました。
・道中の事故その1
「先ほど買った現地食弁当をバスの中でひっくり返す」
私が膝の上にのっけていた弁当の容器が揺れで床に落ち、緑の靴がソースまみれに。
・道中の事故その2
「前日半日かけて炊いた鍋二つ分の小豆をバスの中でひっくり返す」
保温容器に入れていたのですが知らぬ間に傾いて蓋が開き、気づいたときには床一面小豆だらけ。緑の靴が小豆まみれに。
ごめんなさい…本当にすみませんでした…。
小豆の片づけをしてくれたバスのお兄さんも、本当にありがとうございました…バスをべったべったにして本当にごめんなさい…
そして隣でこんなにも物こぼしまくっている私に怒ることも責めることもせず、終始
「一生懸命つくってくれたのに、こんなことになっちゃって…」
と全力で慰めてくれた緑…本当にありがとう…ごめんなさい…。落ち込む私にバナナチップス買ってくれました。優しい…。緑が一緒に乗ってくれていてよかったです…。
着いたよバシラ!!広い!!初同期の任地!!
大きい舗装道路がずっと続いていてクルエカメと比べると規模が全然違います。
クルエカメはギュッと狭い中にいろんな施設や行政機関が集まっている感じですが、バシラは街の端から端までが遠い。他の都市もそうなのかな。
北部はムスリムが多く、モスクも街のいたるところにありました。
そして同期の中でも豪邸レベルが高いと噂のなみ宅!!きれいだ!!
ようこそバシラへ!のボードも用意してくれてました!!
ほっこりしちゃう。ありがとう!!
さて到着するや否や早速調理開始。バシラで作るものは煮物と漬物とお餅と栗きんとんだよ!
因みに姉さんはこの前日からバシラに泊まっていました。
お餅は、大量のもち米を一回で蒸せそうになかったので鍋で炊いてからご近所さんのイニャムピレ用の杵と臼を使わせていただく。
結局ママたちが全部ついてくれました。一回やらせてもらったけど力が足りなくてつけたもんじゃなかった。ママ強し!!すごい力がいります。
そしてちゃんと餅になってる~!!感激。まさかベナンで餅つきするなんて。やってみるもんだ~。
ご近所の皆さんありがとうございました!
夜お風呂入ってからも遅くまで下準備。切って持っていける食材は全部切る。女性陣が頑張る中男性陣は一日早くシュグーに集い、先にわいわいやってるとか。
しかし北部の夜は寒い!早朝も冷え込む。クルエカメで当たり前の水シャワーなんて寒くてできない…乾燥もすごい。やっぱり同じ国でも全然違うね。
お風呂用にお湯沸かしてくれたなみありがとう!
翌朝も6時から作業。ジュグーの皆さん、おいしいものもってくよ~!待っててね!
ということで31日は朝10時にバシラを出発。タクシーを借り上げて同期皆の待つジュグーへ向かいます。
後編へつづく!
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