この記事には動物がさばかれている画像が載っています。
苦手な方はご注意ください。
9月1日はタバスキと言われるお祭りでした。
以下グーグル先生より
”タバスキ(犠牲祭)は「羊祭り」とも呼ばれる。ラマダン(断食月)が明けて一ヶ月と十日後 、イスラム暦の十一月十日に行われる祭りである。”
ということで、イスラム教徒のお祭りの一つです。ベナンは北部の方がイスラム教徒が多いのですが、ここクルエカメにも割と住んでいてます。
この日はモスク周辺のムスリムの方々が多く住む地区で何頭もの羊がさばかれていました。
以下、画像がありますので苦手な方はご注意ください。
お昼休みにモンモンがタバスキで肉をさばいているところを見せてあげる、と連れ出してくれました。メインの道路から少し住宅街の方に入ると、家の庭や道端などいろんなところで羊をさばいていました。
作業をしているのは皆男性。決して切れ味のよくなさそうな刃物を使い、手際よく内臓や皮をきれいにとっていく光景は見入ってしまうほど。
私は命を絶つその瞬間には立ち会わなかったのでただ淡々と見ていられたけれど、きっと最初から見ていたらもっと心持が違ったと思う。見ていられなかったかもしれない。
子供たちも怖がることなくさも当たり前の光景として羊が裁かれているところを見ていました。
…で私のベナンに来てからの疑問の一つ。
ムトンムトンって言ってるけど結局羊なの?ヤギなの??
ムトンは訳すと羊。でも街中を闊歩する彼らはヤギなのでは…??
羊なの…??(いまちょうどいい画像がないので後でのっけます)
何人か先輩隊員に聞いてみたけど
「ベナン人にとっては両方同じ」「耳の角度で見分けられる」「ムトンって言ってるんだから羊なのでは」
など意見はさまざま。食堂でもムトンの肉は出される。ヤギの肉だと言って出されたことは一度もないし「ヤギの肉」という単語も聞かない。
まぁ食べても羊かヤギかよくわからないんですけどね!!要研究。
牛もさばいていました。牛はさすがに大きいので大人数がかり。持ち上げたり引っ張ったり傾けたり。息の合った作業が続きました。
お祭りなので、この後肉を焼いて皆で食べるそう。焼くのはもちろん炭火。おいしいよね。私はこの後普通に保健局にいたので食べるところはご一緒できませんでしたが…。
日本ではなかなか見る機会のない光景。しかしここではタバスキじゃなくてもたまに見られます。最初は衝撃だったけど慣れた。こうやって私たちの食卓に来ているお肉。ありがとう。
そして連れて行ってくれたモンモンもありがとう!
因みにカメルーンも9月1日が、セネガルでは今日と明日(9月2日・3日)がタバスキだとか。
お昼ごはんはモンモンおすすめのお店に連れて行ってくれました
ここの野菜のおかずがおいしいんだとか。
朝と夜は基本自炊ですが、昼はなるべく毎回違う店で、現地食を食べるようにしています。毎回毎回自己紹介。保健局で働いてるよ、日本人だよ。
最近は名前も顔もよく覚えてもらって、街中で名前で呼びかけられることが多くなった(私は呼び止めてくれた相手の名前や顔は覚えていないことが多い)
アジャ語もちゃんと使えるようになって、こういう街中での会話から、いろいろ現地の人が思ってる事聞けたらいいんだけど…
さてこれがその野菜のおかずとパット。味が濃い目で確かにおいしい!!
ペットボトルに入っているのはピサップジュース。
ビサップジュースはハイビスカスジュースのこと。色すごいけど甘くしてあって、辛いベナン食を食べた後に飲むとちょうど良いね。
マルシェでもハイビスカスがこうやって売ってます。
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