今日はベナンの外務省と保健省からそれぞれ調査の人が来て、
どんな活動をしているか、どんな活動をするつもりか、活動上の問題はないか、カウンターパートとの関係は良好か、等の質問を受けました。しかも外務省と保健省別々の調査がたまたま同じ日に被って、個人面談を二回やったようなもんで、緊張疲れ…
「今後もベナンと日本の協力関係のために協力隊を送り続けることに賛成か、それはなぜか」
「自分の専門分野以外にニーズがあった場合にその分野の活動を視野に入れる可能性があるか。できるとしたらどんなことか。」
「活動上問題があった場合どのように解決しているか」
「カウンターパート以外の協力者は誰か、その相手との関係は良好か」
など、まだ任地に来て一ヵ月しかたってない私にはなかなかハードな質問達…
カウンターパートにも同じような質問をして、終始緊張。
日ごろ活動してる分にはあまり感じることはないけど、ベナンの政府の人がこうやって現場まで実態調査をしに来る、ということで、やはり受入国と日本の関係の中にこの協力隊が成り立ってるんだなぁ、と再認識。
私たちが問題を起こせばそれは国と国の問題になる、二国間関係に影響を及ぼす、と訓練中にも口酸っぱく言われたことが思い出されます。
その後、住居確認もありました。
隊員の住居は基本的に、受入国政府に家賃を払ってもらっているので、その住居がどのような状態か、問題がないかどうかを定期的に確認するそうです。
ということでいろんな人の訪問を受けた一日だった。住居も活動も、今のところ特に問題はありません!
さてガリのお話。
ベナン隊リーダー雄星が前に
「ガリがパン粉の代わりになると思うんよねぇ~」
と言っていたのを思い出してこないだコロッケを作りました。
ガリはマニョック(キャッサバ)の粉です。
その時は「パン普通に売ってるんだからパン粉作ればよくね?」と言って足蹴にしてしまったけれど、たしかにパンすりおろすよりもガリで代用できるならそっちの方が手軽よね。
材料こんな感じ。確かにパン粉に見えるね。
そしてできたのがこちら。見た目はコロッケ!
味もおいしかったよ!ただ、ガリでできた衣はちょっと硬い…。
2017-1の人は訓練中の中間試験の日に夕飯で出た豆腐のフライを思い出してみると分かりやすいと思うんですが、あの硬さですね。食べれないことはない。
でも、おいしくいただきました。
ガリは、お米を炊くときにちょっと入れると粘り気が出て日本米っぽくなるし、ガリにちょっとずつ水を足して丸めて白玉のように茹でるとお団子になります。作るときにコンソメとかだしの素入れると、なんちゃって肉団子としてスープにもお使いいただけます。(煮込むと溶けてなくなる)
ガリって万能!
訓練と言えば、こないだ2017-2次隊の訓練も終わり、10月上旬にはベナンにも11人の隊員が来るそうです。11人!10人の私達より多い!今のところ最多人数ですね。
また、隣に住んでいたなおさんは2年の任期を無事満了し、昨日25日発の飛行機で帰国されました。
いろいろお世話になったなおさん、本当にありがとうございました。
なおさんが空港に向かう前、JICAから貸与されている業務用携帯をJICAに返す直前に、私に電話をかけてくださって、嬉しかった…そして同時に一気に寂しくなった…
私が任期を終えた二年後、また日本で!
寂しいけど、しばらく一人任地です。
なおさんの後任の方が2017-2次隊で来るんですが、クルエカメに来るのは11月とか。
どんな人かな~??私は移動禁でコトヌーでの新隊員歓迎会にも行けないので、実際会えるのは新隊員の方が任地訪問でクルエカメに来た時。
新隊員はアボメカラビでの語学訓練中に、一度自分の任地を訪問します。まだベナンの事がよくわからない中、自力で行って帰ってくるという試練。
北の任地の皆はバスで行きますが、南の任地である私と緑はバスがないので乗り合いタクシーを捕まえて任地へ。
事前になおさんから「クルエカメ行きの乗り合いタクシーはないのでコトヌーから車を一台丸々貸し切ってきた方いいよ」と聞いていたのに、乗り合いタクシーで向かった結果、
やはり途中の街まで行くタクシーはあっても、そこから先、クルエカメ行きのタクシーはほとんどなく、中途半端な場所から一台借り上げて行ったのですごくぼられました…。
ということで、コトヌーでタクシー一台借り上げてきた方がいいですよ!
このブログも見てくれてるようなので私がどんな人なのかはばれてますね~!
これから2年弱、同じ長屋の隣同士で暮らす隊員!
会えるのを楽しみにしてます!
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