2017-10-10

豪雨・停電・断水・引きこもり

豪雨の後はもともと悪い道がさらにガタガタになる。
車が動けなくなり、道をふさぐこともしばしば…


この後、後続の車が無理やり通ろうと信じられないスピードで脇をすり抜けた結果、両方の車両の側面が大破していました。なんてこった。
しかもなぜか全ての窓開けたままの状態で突っ込むもんだから車内が泥と草と破片まみれ。
両者が気の毒過ぎてさすがに写真撮れなかった。






さて、前に「ものくれとかあんまり言われない」って書いたけど前言撤回!
なんか最近やけに気になる。なんで?みんな私に慣れたから?



道を歩いていて話しかけてきてくれたと思ったら、

「お金ちょうだい」
「100Fcfaちょうだい」
「なにかいいもん持ってんでしょ」
「私になにかくれるんじゃないの?」
「何買ったの?カバンの中見せてよ。私に分けてよ」

道端で食べ物買って食べてたり、
何か物を買ってるところを見られたり、
手提げ袋を持っているところを見られるだけで、声を掛けられる確率はぐんと上がる。

できるだけ人目につかないとこで買ったり、大きいもの買わないようにしたり、一度にたくさんの買い物しないようにしたり、出かけるときもなるべく物を手に持たないようにしたり。私たちは常に村人から見られてる、って本当だと思った。


あとは
「一緒に仕事しよう。あなたの家に一緒に住むの。いいものいっぱいあるでしょ。それから日本に連れてって。」
とかもお決まりの流れ。

最初は冗談っぽく受け流してたけどそれも疲れる。
なぜ「物をあげるのがいけないこと」だと思っているのかも説明して分かってもらえたためしがない。

こういうとき、真面目に説明した方がいいのか、
へらへらっと「またまたぁ~!あげないよっ☆」って流した方がいいのか。
それとも完全に無視した方がいいのか。
同じ町に住んでる人として、普通に話がしたいだけなのに…。


でも考えてみれば当然のことだと思う。
私とここにいる人たちでは、生きてきた環境も背景も、今ここにいる理由も違うし。


突然やってきた、どう見たっていい暮らししてるお金持ちの白人に対して、
そこにいる人々と変わらず、同じように接してくださいなんて無理に決まってるし、彼らが私に「ものくれ系発言」をするのはもはや自然なこと。
自分が逆の立場でもそうすると思う。「ヨボ」は「ヨボ」。


分かってるよ…わかってるけど~!!!





…とまぁこんな感じでここ最近、引きこもりがちでした。


しかしこの週末の長引く停電・断水により、家の中にいてもやることないし薄暗いし気分もより憂鬱になってくるので外へ。


外でぼーっと座って隣のパパとおしゃべりしたり、近所の子供に襲撃されたり。
こっちの子は字のごとく体当たりしてくるので一緒に遊ぶのも命がけ。

手に物を持って歩きたくなくて手ぶらで散歩したら、たまたまガルディアン(警備員というか門番。夜だけ来て昼間は自分の家の近くでバイクを洗う仕事をしている)に会い、彼のお姉さんの家の広大な農地を見せてもらったり。そこでモリンガの苗を買えないか交渉したり。

お土産にミカンをたくさんもらって帰ってきたり。


外に出て嫌な思いもするけど、同時に外に出ないと新しいことにも出会えないなぁ、と思った。引きこもりにとっては外に出るまでが試練…。

停電・断水で強制的に外に出されてよかったかもしれない。


ただ豪雨が重なるともう外も出れないけどね!



そして私を家の中に引きこもらせているもう一つの原因、wi-fi!

暇ができたら携帯なりパソコンなりをいじってしまう典型的なダメパターン。
夜もなんだかんだネット見て過ごしてしまうし…
この時間を語学とか、人と一緒に過ごすとか、そんなことに使えた方がプラスになるのでは…

ということで、今まで申し込んでいた一ヵ月区切りの定額使い放題のプランがちょうど今日切れるので、しばらくこのまま過ごしてみようと思います。


保健局にwi-fiが通っていて昼間はそっちで使えるので今まで通り連絡は取れるし、家に帰って絶対ネット必要!って状態になることもないと思うし。


思えばネットから離れていたアボメカラビのホームステイの時の方が早寝早起きできていたし、ちゃんと勉強する時間も、人と過ごす時間も取れてたなぁ。


もう家には風呂洗濯睡眠のために帰るくらいにしたらいいのか。

いっそ村人の家に住み込んでしまえばいいのか。

他の皆はどんな生活してるのかな。



農園を見せてくれたガルディアンの家族へのお礼にステンドグラスクッキー。飴の種類の選択ミスでいくつかパステルカラーで、ステンドグラスクッキーにはならなかった…。
いろいろつくってみるのがストレス解消。オーブンほしい。


…オーブンよりもここクルエカメで普通に他愛のない話ができる友達がほしい。




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