アフリカから奴隷として中南米に連れて行かれた人々がその地でも発展させたので、ハイチやニューオーリンズでも信仰されているとか。
死者をよみがえらせる黒魔術があったりと、ゾンビの起源もブードゥー教にあるそうです。
ブードゥー教の聖地とされているのは語学研修中に訪問したウィダですが、そのほかの地域にもブードゥー教のお寺はちらほら見かけます。
アボメカラビでは、りかと散歩中にブードゥー教のお祭りに遭遇。
太鼓などの打楽器が鳴り響く中、この大きい藁人形が踊りまわります。
あれ何?と周りの人に聞くと、「おばけみたいなものだよ」と説明してくれました。
しかし中に入っているのは魂だけ。人は入ってませんよ!!
たまに、この藁人形がひっくり返って中が見え、「ほら!中に何も入ってない!」というパフォーマンス?があります。
村で見かけたこれもブードゥーにまつわるものだそうで、魂の家だとかなんとか。
このブードゥー教、面白いのはなんといっても呪いがあるところ。人々は呪いやおまじないのことをグリグリ、と言っています。
呪いもいろいろあり、
畑にあるこれもグリグリのひとつ。
これを畑に立てておくことで、もし誰かが農作物を盗んだら、その泥棒はグリグリにかかって死んでしまうのだとか。
自分たちで農作物を収穫するときはこれを一度外して、終わったらまた同じ場所に立てています。
マーケットの一角には、このように黒魔術に使う道具や材料がたくさん売られています。
あまり近づいて撮れませんが主に動物の頭(ミイラ化している)、皮、骨、手足…などなど、この売り場の近くはとても獣臭い。木彫りの人形とかもあります。
だからよく、
「男性から貰ったものは食べちゃだめよ!男性と一緒にご飯を食べる時も、中に何か仕込まれてないか気を付けるのよ!」
とマダム達にいわれます。
まぁ一方で、
「グリグリを信じている人もいるけど、実際効果ないよ。誰にも効かないよ」
という人もいます。
誰か私にグリグリしかけてくれないかしら?(できれば殺す方じゃなくて惚れる方)
お待ちしてます。
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姉さんからコメントが反映されない!私も同期全員と連絡とってるよ!というラインが来ました。と思ったら電話も来た。
「今回は暇だからかけたんじゃなくてCOGECSとRelais Communautaireについて聞きたくて」
と始まった電話ですが実際そのことは10分くらいしか話さずあとの1時間20分は姉さんの活動の話をしてくれた。
とにかく姉さんのやる気と行動力すごいんですよ。
他の国も同じかわかりませんが、教育・保健など、同じ分野の協力隊員によって構成される分科会というものがあります。
ベナンの保健分科会は保健隊員の減少とともに自然消滅したそうですが、今回2017-2次隊で5名が派遣されて 計8名となり、また今後も増えていくとのことで、分科会復活を期待されています。来年2月の総会に合わせて分科会を開きたい、と姉さんやる気満々!
また、過去の先輩隊員が作成したベナンの保健医療情報冊子が2013年6月以降改訂されていないので、その更新も取り組みたいと意欲的です。役に立てるかわからないけどどこまでも着いていくよ姉さん~!
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