2017-11-22

ベナンの田舎でシナモンロールづくり


通りかかる度にご飯を恵んでくれる食堂に、いつものお礼にシナモンロールを作って持って行ったところ、作り方を教えてほしいとのこと。
じゃあ小麦粉用意しておいて!と伝え、日を改めて訪問。

牛乳はないから粉ミルクで代用。
マーガリンも売ってはいるけど高いし、このために買わせてしまうのは忍びないのでベナン料理によく使うピーナッツ油で代用。

砂糖、塩も家にあるとのことで、私が持って行ったのはドライイーストとシナモンパウダーだけ。
ドライイーストは小分けにされたものがマルシェで50fcfaで売ってるけど、私の家に余りがあったので持参。
秤はもちろんないのでお玉何回分、で量る。


シナモンパウダーだけはクルエカメに売ってない。
いつも誰かに何か作るときは「クルエカメで全部材料がそろうもので作る」ことをモットーにしていたけれど今回やってしまった…。

シナモンパウダーの代わりにミロとか使えばよかったなぁと後悔。
せっかく作り方を教えても、材料がここで揃わないなら作れないもんね。
帰りにシナモンパウダー分けてと言われたのでおすそ分けしてきました。



こねて発酵させて伸ばして…シナモンと砂糖を振りかけてクルクル巻いて切る!



炭火で両面をよく焼く。私が家で作ったときはガスコンロで作ったので、いくら弱火でも中に火が通るまでに外側が焼けすぎてしまったりしたのですが、炭火だとちょうど良い!

皆でおしゃべりしたりぼーっとしたりしながら焼けるのを待つのもいいよね。

ただ、このフライパンは私が持ってきたもの。フライパンはほとんど使っている人を見たことがありません。


普段の調理ではこんな鍋が主流なのでなかなか焼く部分が平たいフライパンのようなものがない。この鍋でもできるかな?今度やってみよう。


完成~!!なんかガスコンロでやった時よりもおいしくできた気がする。
皆も、「炭っていいでしょ?」と言ってた。
たしかに時間はかかるけど、たまには炭もいいね!


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2017‐2のうわさ。
ちょっとここで、私達2017-1の分布図を改めてご覧いただこう。



私たちの隊次の特徴として「中部~北部が多い」というのがあるんですが、それともう一つ、今回来た2次隊の話を聞いて思ったのは「我ら1次隊は他の隊次と比べて異常なほど主要都市に固まっている」ということ。


というのもやぎちゃん曰く、二次隊の他の隊員は主要都市よりも村や辺境にいる人が多く、水道がないので井戸水を利用したり、家が色んな意味で難易度が高めだったり、村で買えるものが非常に限られていたり…という人が大半だそう。


なのでやぎちゃんは同期と比べるとここクルエカメの生活が豪華かつ贅沢すぎるので、同期とのラインであんまり生活面のことを発言できない…と言っていました。かつ、任地で携帯電話やwifiの入金すらできない人のためにクルエカメで代行するため、同期からお金を預かってきているそう。


私は、街の発展具合や利便性の面で、ここクルエカメという任地が同期10人の中で下から二番目だと思っています。(最下位はパ〇ネ村)

だってナティティングーとかパラクーとかジュグー、行ったことないけどなかなかの地方都市だそうですよ!空港もあるし…ピザも食べれるし(ナティティングー)、アイスとか食べちゃってるし(パラクー)


ということで私は自分のことを「なかなか田舎で暮らしてるんじゃないの」と勝手に自負していたわけですが、同期がやたらと大都市に派遣されたからそう思っていただけで、全体的にみると本当に恵まれた任地にいるということに気づきました…。


停電断水なんて、電気も水もあるから起こることであって、その時点で相当発展した街である証拠ですね。一部舗装道路も通ってるし、その舗装道路のおかげで急速に発展していってるし。


ということでクルエカメ、なかなかいけてる街ですよ!


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